AS1形モーターカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/24 04:00 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| AS1形モーターカー | |
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AS1-19(モスクワ地下鉄)
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| 基本情報 | |
| 製造所 | カルーガ技術工場 |
| 製造年 | 1948年 - 1955年 |
| 製造数 | 174両 |
| 投入先 | |
| 主要諸元 | |
| 編成 | 1両 |
| 軸配置 | 1A |
| 軌間 | 1,520 mm(1,524 mm) |
| 設計最高速度 | 78 km/h |
| 車両定員 | 24人 |
| 車両重量 | 8 t |
| 積車重量 | 9.5 t |
| 全長 | 7,370 mm |
| 全幅 | 2,850 mm |
| 全高 | 2,820 mm |
| 車輪径 | 600 mm |
| 機関 | GAZ-51 |
| 機関出力 | 52.2 kw(70 HP) |
| 搭載数 | 1基 |
| 制動装置 | 空気ブレーキ、手ブレーキ |
| 備考 | 主要数値は[1]に基づく。 |
AS1形(ロシア語: АС1)は、カルーガ技術工場がソビエト連邦向けに開発・製造したモーターカーである[1]。
概要
保線作業時の人員輸送や保線機械の動力車として開発された片運転台式の車両。カルーガ技術工場は1932年から1939年までソ連国内向けに機械式気動車を多数試作しており、その設計が応用された。エンジンはV型6気筒4ストローク機関であるGAZ-51形(ГАЗ-51)ガソリンエンジンが使用され、動力は4段変速機[注釈 1]やクラッチ、歯車を用いて後方の車軸へと伝達された[1][2][3]。
1948年から1955年にかけて製造が行われ、ソ連運輸通信省(ソ連国鉄)を始めとする旧ソ連各地の鉄道路線に導入された。以降の増備は改良型のAS1A形によって行われた[1]。
脚注
注釈
- ^ 最高速度は1速が12 km/h、2速が25 km/h、3速が46 km/h、4速が78 km/hであった。
出典
- ^ a b c d Абрамов Е.Р 2015, p. 218.
- ^ Абрамов Е.Р 2015, p. 219.
- ^ Служебные автомотрисы серии Ас1 www.paravozoff.ru 2019年8月24日閲覧
参考資料
- AS1形モーターカーのページへのリンク