9-B号窯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/17 10:13 UTC 版)
「南山8号・9-A〜D号窯」の記事における「9-B号窯」の解説
9-A号窯の右側3メートルほどに位置する。窯体の残存長7.9メートル。焼成室は残存長5.9メートル・最大幅2.8メートル、床面の傾斜角は27度。天井の約2分の1が残存しており11世紀の須恵器・瓷器窯跡、最大高1.4メートルを計る。 分焔柱は床面下に痕跡のみ残されており、築窯当初は分焔柱があったものの、のちに分焔柱を持たない構造で使用されていたと考えられている。燃焼室は残存長1.9メートル、幅0.9メートル。また、掘平された床面の幅などから煙道部を含めて10メートルを越える規模であったと推定されている。
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