3-フィターゼ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 14:20 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動3-フィターゼ(3-phytase、EC 3.1.3.8)は、以下の化学反応を触媒する酵素である[1]。
- フィチン酸 + 水1D-myo-イノシトール-1,2,4,5,6-五リン酸 + リン酸
これらの酵素は加水分解酵素、特にリン酸モノエステル結合に作用するものに分類される。
系統名は、myo-inositol-hexakisphosphate 6-phosphohydrolaseである。他に、1-phytase、phytate 1-phosphatase、phytate 3-phosphatase、phytate 6-phosphatase等とも呼ばれる[1]。
構造
2007年末時点で、12個の三次構造が解明されており、蛋白質構造データバンクのコードは、1CVM、1IHP、1POO、1QFX、1QLG、1QWO、1SK8、1SK9、1SKA、1SKB、2GFI及び2POOである。
関連項目
- 4-フィターゼ
- 5-フィターゼ
- プロテインチロシンホスファターゼ
出典
- ^ a b “ENZYME entry 3.1.3.8” (英語). enzyme.expasy.org. 2018年4月9日閲覧。
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