25×137mm弾とは? わかりやすく解説

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25×137mm弾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/21 16:42 UTC 版)

25×137mm弾は、スイスエリコン・コントラベス社が開発した25mm口径弾の規格[1]北大西洋条約機構(NATO)ではSTANAG 4173として標準化されている[注 1]

使用火器リスト

砲弾リスト

M791
装弾筒付き徹甲弾"APDS"(曳光弾)。現在までに570万発が製造された。APDS-Tは、軽装甲車両自走榴弾砲撃破に使用される。
M792
焼夷榴弾自爆可能な曳光弾)。敵対戦車ミサイル発射陣地や、敵分隊の制圧に使用する。射程は最大で3,000m。
M793
訓練用教習弾(曳光弾)。1,150万発が製造された。M792と同じ砲弾特性を持ち、着弾と同時に破裂する教練弾。トレーサー火薬は2,000m以上燃え続けるが、M793の有効射程は1,600m。
M910
装弾筒付き教練弾(曳光弾)。M791と同様の砲弾飛行特性を持つ教練弾。装弾筒付き砲弾の砲撃練習に使用される。
MK210
焼夷榴弾(曳光弾)。22万8,000発が製造された。アメリカ海軍Mk 38 25 mm 機関砲に使用される。
M919
装弾筒付き翼安定型徹甲弾"APFSDS"(曳光弾)。基本的にM791と同様の目標撃破に使用される。違いは、安定翼がついている点。

脚注

注釈

  1. ^ 1985年に批准され、2008年に標準化作業が終了した[2]

出典

  1. ^ Williams 2022, pp. 130–131.
  2. ^ Dominic Pellegrino; Charles “Tim” Kirkman (25 May 2011), NATO Small Arms Ammunition Interchangeability via Direct Evidence Testing, U.S. Army Research, Development and Engineering Command 

参考文献

  • Williams, Anthony G. (2022), Autocannon : A History of Automatic Cannon and Ammunition, Crowood Press, ISBN 978-1785009204 



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