2023 ワールド・ベースボール・クラシック 決勝トーナメント (東京ラウンド/マイアミラウンド)(英語 :2023 World Baseball Classic Finals )は、ワールド・ベースボール・クラシック第5回大会 の、東京 で開催された準々決勝、およびフロリダ州 マイアミ で開催された準々決勝・準決勝・決勝戦である。2023年 3月15日 から3月21日 にかけて、東京ドーム とローンデポ・パーク で行われた。
経緯
2020年
2月25日 - A組とB組の上位2チームによる準々決勝を東京ドーム で、C組とD組の上位2チームによる準々決勝と、準決勝・決勝をローンデポ・パーク [ 注 1] で行うことが発表された[ 1] 。
5月12日 - 本大会が2023年に延期されることが決定[ 2] 。
2022年
7月7日 - 本大会が2023年に開催されることが正式に発表され、準々決勝・準決勝・決勝は当初の予定通り東京ドームとローンデポ・パークで開催されることが決定[ 3] 。
2023年
日時は、準々決勝GAME2まで日本標準時 (UTC+9 )、以降はアメリカ東部夏時間 (UTC-4 )。
準々決勝
GAME1
GAME2
準々決勝・イタリア 対日本 - 投手大谷翔平 ・三塁手村上宗隆 ・打者Da.フレッチャー (2023年3月16日 東京ドーム )
3月16日 東京ドーム 41,723人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
イタリア
0
0
0
0
2
0
0
1
0
3
8
1
日本
0
0
4
0
3
0
2
0
x
9
8
0
伊:カステラニ 、ラソーサ、パランテ 、ニトリ、マルシアノ、フェスタ 、スタンポ - サリバン
日:大谷 、伊藤 、今永 、ダルビッシュ 、大勢 - 甲斐 、中村
勝利 :大谷(2勝)
敗戦 :ラソーサ(1敗)
本塁打 伊:Do.フレッチャー 1号(8回ソロ・ダルビッシュ) 日:岡本 1号(3回3ラン・ラソーラ)、吉田 1号(7回ソロ・マルシアノ)
審判 [球審]ホバーグ(英語版 ) [塁審]ディアス(1B)、コロン(2B)、スアレス(3B)
開始:19時08分 試合時間:3時間24分
打順
イタリア
打 順
守 備
選 手
打 席
得 点
安 打
打 点
盗 塁
犠 打
四 死 球
三 振
1
(左)
S.フレリック
5
0
0
0
0
0
0
2
2
(遊)
N.ロペス
4
0
1
0
0
0
1
0
3
(右)
Do.フレッチャー
4
1
3
3
0
0
0
1
4
(捕)
B.サリバン
4
0
1
0
0
0
0
1
5
(一)
V.パスカンティーノ
4
0
0
0
0
0
1
1
6
(二)
M.マストロボニ
4
0
1
0
0
0
0
1
7
(指)
V.フリシア
3
0
0
0
0
0
0
2
7
打指
A.ミネオ
1
0
1
0
0
0
0
0
8
(中)
B.デルジオ
4
1
0
0
0
0
1
1
9
(三)
Da.フレッチャー
4
1
1
0
0
0
0
0
日本
打 順
守 備
選 手
打 席
得 点
安 打
打 点
盗 塁
犠 打
四 死 球
三 振
1
(中)
L.ヌートバー
5
0
1
0
0
0
0
2
2
(右)
近藤健介
5
1
0
0
0
0
2
2
3
(投指)
大谷翔平
5
2
1
0
0
0
1
1
4
(左)
吉田正尚
4
2
1
2
0
0
1
0
二
山田哲人
1
0
0
0
0
0
0
1
5
(三)
村上宗隆
4
3
2
1
0
0
1
1
6
(一)
岡本和真
4
1
2
5
0
0
2
0
7
(二)
牧秀悟
4
0
0
0
0
0
0
1
左
牧原大成
0
0
0
0
0
0
0
0
8
(遊)
源田壮亮
4
0
1
1
1
0
1
0
9
(捕)
甲斐拓也
4
0
0
0
0
0
1
3
捕
中村悠平
0
0
0
0
0
0
0
0
投手
イタリア
選 手
打 者
投 球 回
被 安 打
被 本 塁 打
与 四 球
与 死 球
奪 三 振
失 点
自 責 点
R.カステラーニ
9
2.0
1
0
3
0
3
0
0
敗
J.ラソーサ
7
1.0
2
1
2
0
0
4
4
A.パランテ
6
1.0
0
0
2
1
1
2
2
V.ニトリ
5
1.0
2
0
0
0
1
1
1
J.マルシアノ
6
1.0
2
1
1
0
2
2
2
M.フェスタ
4
1.0
1
0
0
0
1
0
0
M.スタンポ
3
1.0
0
0
0
0
3
0
0
日本
選 手
打 者
投 球 回
被 安 打
被 本 塁 打
与 四 球
与 死 球
奪 三 振
失 点
自 責 点
勝
大谷翔平
21
4.2
4
0
1
2
5
2
2
H
伊藤大海
1
0.1
0
0
0
0
0
0
0
今永昇太
3
1.0
0
0
0
0
2
0
0
ダルビッシュ有
7
2.0
2
1
0
0
1
1
1
大勢
5
1.0
2
0
0
0
1
0
0
日本は1回裏、ヌートバーの左前安打、近藤の四球で無死1,2塁のチャンスを作る。続く大谷は二遊間に打球を放つも、遊撃手が二塁ベース後方を守る「大谷シフト」に阻まれ遊直に倒れると、続く吉田、村上も打ち取られ、無得点に終わった[ 13] 。2回裏にも源田の四球と盗塁で2死二塁のチャンスを作るも、甲斐が三振に倒れ無得点。投手がカステラーニからラソーサに代わった3回裏は、1死一塁から、大谷が「大谷シフト」の逆をついて三塁方向バントを決め出塁。さらに打球を処理したラソーサの悪送球もあり、1死1,3塁のチャンスを作ると、吉田の遊ゴロの間に近藤が生還し、1点を先制した。さらに村上が四球で出塁すると、続く岡本が3ラン本塁打を放ち、4-0とした。
日本の先発・大谷は、4回まで無失点に抑えるも、5回表は1死からデルジオに死球、Da.フレッチャーに右前安打、2死後にロペスに死球を与え、2死満塁のピンチを作ると、3番・Do.フレッチャーに右前適時打を打たれて、4-2と2点差にされた。ここで日本は投手を伊藤に交代。伊藤は4番・サリバンを遊飛に抑え、追加点は許さなかった。
日本は5回裏、無死1,2塁から、村上、岡本の連続適時二塁打で3点を、7回裏には吉田のソロ本塁打と韓国戦で骨折し2試合を欠場するも、この試合から復帰していた源田の適時打で2点を追加[ 14] 、9-2と7点をリードした。
投手陣では、6回表は今永が三者凡退に抑えると、7回表からはダルビッシュが登板。7回は無失点に抑えたが、8回表にDo.フレッチャーにソロ本塁打を浴び、9-3の6点差とされた。それでも、9回表は大勢が無失点に抑え、日本が9-3で勝利。ベスト4進出を決めた。
[ 15] [ 16]
GAME3
GAME4
準決勝
GAME1
3月19日 ローンデポ・パーク 35,779人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
キューバ
1
0
0
0
1
0
0
0
0
2
12
0
アメリカ合衆国
2
1
2
2
2
4
0
1
x
14
14
1
キ:エリアス、ロメロ、ビエラ、ボラノス、レイバ、アルバレス 、J.ロドリゲス - A.マルティネス、キンタナ
米:ウェインライト 、マイコラス 、ループ - スミス 、ヒガシオカ
勝利 :ウェインライト(2勝)
敗戦 :エリアス(1敗)
本塁打 米:ゴールドシュミット 1号(1回2ラン・エリアス)、ターナー3号(2回ソロ・エリアス)、ターナー4号(6回3ラン・レイバ)、マリンズ 1号(8回ソロ・J.ロドリゲス)
審判 [球審]タンペイン(英語版 ) [塁審]ウォルコット(英語版 ) (1B)、バークスデール(英語版 ) (2B)、朴鍾哲(3B) [外審]アルファーロ(LF)、ピナレス(RF)
開始:19時10分 試合時間:3時間28分
GAME2
3月20日 ローンデポ・パーク 35,933人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
メキシコ
0
0
0
3
0
0
0
2
0
5
9
0
日本
0
0
0
0
0
0
3
1
2x
6
10
0
メ:サンドバル 、ウルキディ 、ロメロ、クルス、レイエス 、ガジェゴス - バーンズ
日:佐々木 、山本 、湯浅 、大勢 - 中村、甲斐、大城
勝利 :大勢(1勝)
敗戦 :ガジェゴス(1敗2S)
本塁打 メ:ルイス・ウリアス 1号(4回3ラン・佐々木) 日:吉田2号(7回3ラン・ロメロ)
審判 [球審]ウォルコット [塁審]アルファーロ(1B)、朴鍾哲(2B)、バークスデール(3B) [外審]ピナレス(LF)、タンペイン(RF)
開始:19時09分 試合時間:3時間36分
打順
メキシコ
打 順
守 備
選 手
打 席
得 点
安 打
打 点
盗 塁
犠 打
四 死 球
三 振
1
(左)
R.アロサレーナ
4
1
1
0
0
0
1
1
2
(右)
A.ベルドゥーゴ
4
0
1
1
0
0
0
1
走右
J.デュラン
0
1
0
0
0
0
0
0
3
(一)
J.メネセス
4
0
1
0
1
0
0
1
4
(指)
R.テレス
4
1
1
0
0
0
0
2
5
(三)
I.パレデス
4
1
3
1
0
0
0
0
6
(二)
R.ウリアス
4
1
2
3
0
0
0
0
7
(遊)
A.トレホ
4
0
0
0
0
0
1
0
8
(中)
A.トーマス
4
0
0
0
0
0
1
2
9
(捕)
A.バーンズ
4
0
0
0
0
0
0
2
日本
打 順
守 備
選 手
打 席
得 点
安 打
打 点
盗 塁
犠 打
四 死 球
三 振
1
(中)
L.ヌートバー
5
0
0
0
0
0
2
1
2
(右)
近藤健介
5
1
2
0
0
0
0
2
3
(指)
大谷翔平
5
2
2
0
0
0
1
1
4
(左)
吉田正尚
5
1
3
3
0
0
1
0
走
周東佑京
0
1
0
0
0
0
0
0
5
(三)
村上宗隆
5
0
1
2
0
0
0
3
6
(一)
岡本和真
4
0
0
0
0
0
2
0
走二
中野拓夢
0
1
0
0
0
0
0
0
7
(二一)
山田哲人
4
0
2
0
0
0
1
1
8
(遊)
源田壮亮
4
0
0
0
0
1
1
0
9
(捕)
中村悠平
1
0
0
0
0
0
0
0
打
牧秀悟
1
0
0
0
0
0
0
0
捕
甲斐拓也
1
0
0
0
0
0
0
1
打
山川穂高
1
0
0
1
0
0
0
0
捕
大城卓三
0
0
0
0
0
0
0
0
投手
メキシコ
選 手
打 者
投 球 回
被 安 打
被 本 塁 打
与 四 球
与 死 球
奪 三 振
失 点
自 責 点
P.サンドバル
17
4.1
4
0
1
0
6
0
0
H
J.ウルキディ
12
2.1
2
0
3
0
2
1
1
J.ロメロ
3
0.1
1
1
1
0
0
2
2
H
J.クルス
4
0.2
1
0
0
1
0
1
1
H
G.レイエス
2
0.1
0
0
1
0
1
0
0
敗
G.ガジェゴス
3
0.0
2
0
1
0
0
2
2
日本
選 手
打 者
投 球 回
被 安 打
被 本 塁 打
与 四 球
与 死 球
奪 三 振
失 点
自 責 点
佐々木朗希
16
4.0
5
1
0
0
3
3
3
山本由伸
14
3.1
3
0
2
0
4
2
2
湯浅京己
2
0.2
1
0
0
0
1
0
0
勝
大勢
4
1.0
0
0
0
1
1
0
0
日本の先発・佐々木は、初回から160km/h超の速球を連発。2回こそ2安打を許したが、初回と3回は三者凡退に抑え、3回まで無失点に抑える。続く4回も打者2人で二死を奪ったものの、4番・テレスは極端なシフト が裏目となる左前安打、5番・パレデスは三塁後方にポトリと落ちる内野安打と、不運な当たりが続いて二死1,2塁のピンチを招くと、続く6番・ウリアスは高めに浮いた変化球を捉えられ、左越え3ラン本塁打を浴びて、メキシコが3点を先制した[ 17] 。
日本の打線は、1番・ヌートバーから5番・村上まで左打者が並んでおり、前年シーズン で対左打者の被打率.121を記録したメキシコの先発・サンドバル[ 18] を打ち崩すことができず、4回まで無得点に終わった。5回裏には、先頭打者・岡本が左翼へ本塁打性の当たりを放つも、メキシコの左翼手・アロサレーナが好捕[ 19] 。それでも、続く山田が右前安打、源田が四球で出塁し、ここでメキシコはサンドバルからウルキディに投手を交代。二死後にヌートバーが四球を選んで満塁とするも、近藤の左中間への当たりを再びアロサレーナに好捕され、この回も日本は無得点に終わった[ 19] 。続く6回裏も二死満塁のチャンスを作ったものの、源田が左飛に倒れ無得点[ 19] 。7回裏も打者2人で二死となったが、近藤が右前安打で出塁すると、大谷はウルキディから代わったロメロから四球を選んで二死1,2塁のチャンスを作り、4番・吉田が右翼へ3ラン本塁打を放って、日本が3-3と同点に追いついた。
しかし、メキシコは直後の8回表、5回から登板していた日本の2番手・山本から、1番・アロサレーナ、2番・ベルドゥーゴの連続二塁打で1点を入れ、再び勝ち越しに成功する。3番・メネセスにも左前安打を浴びたところで日本は投手を山本から湯浅に交代。4番・テレスは空振り三振に打ち取ったものの、5番・パレデスに左前適時打を打たれ、メキシコのリードは2点となった。なお、このとき二塁走者・メネセスもホームに突入したが、吉田のバックホームによりアウトになり、さらなる失点は防いだ。
対する日本は8回裏、メキシコの4番手・クルスから、先頭打者・岡本が死球で出塁すると、山田の左前安打、源田の犠打で一死2,3塁のチャンスを作り、甲斐への代打・山川の犠飛で4-5と1点差に追い上げた。そして迎えた9回裏、メキシコの抑え・ガジェゴスから、先頭打者・大谷の二塁打[ 20] 、吉田の四球で無死1,2塁のチャンスを作る[ 注 2] 。ここで今大会不振に陥り、この試合でも3三振とタイミングが合っていなかった、5番・村上が中越2点適時二塁打を放ち、二塁走者・大谷に続いて一塁走者・周東がホームを踏んで日本がサヨナラ勝ち[ 23] 。2009年大会 以来、3大会ぶりとなる決勝進出を決めた[ 24] 。
メキシコは1次ラウンドで優勝候補のアメリカに大量得点で勝利するなど[ 25] 打力は申し分なく、準々決勝では急な日程変更などの逆風もありながら[ 26] プエルトリコに逆転勝ちを収めて[ 27] 初のベスト4に駒を進め、この準決勝でもその打棒を発揮したが、救援陣が打ち込まれ敗退した。
なお、MLB公式サイトが選ぶ「WBCの歴史でトップ10の試合」では、2009年決勝の日本対韓国戦 を抜き、この試合がWBC歴代ベストゲームに選出された[ 28] 。
[ 29] [ 30]
決勝
3月21日 ローンデポ・パーク 36,098人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
アメリカ合衆国
0
1
0
0
0
0
0
1
0
2
9
0
日本
0
2
0
1
0
0
0
0
x
3
5
0
米:ケリー 、ループ、フリーランド 、アダム、ベッドナー、ウィリアムズ - リアルミュート
日:今永、戸郷 、髙橋宏 、伊藤、大勢、ダルビッシュ、大谷 - 中村
勝利 :今永(1勝)
セーブ :大谷(2勝1S)
敗戦 :ケリー(1敗)
本塁打 米:ターナー5号(2回ソロ・今永)、シュワーバー 2号(8回ソロ・ダルビッシュ) 日:村上 1号(2回ソロ・ケリー)、岡本2号(4回ソロ・フリーランド)
審判 [球審]バークスデイル [塁審]タンペイン(1B)、ピナレス(2B)、アルファーロ(3B) [外審]朴鍾哲(LF)、ウォルコット(RF)
開始:19時25分 試合時間:3時間18分
打順
日本
打 順
守 備
選 手
打 席
得 点
安 打
打 点
盗 塁
犠 打
四 死 球
三 振
1
(中左)
L.ヌートバー
4
0
0
1
0
0
0
0
2
(右)
近藤健介
4
0
0
0
0
0
1
0
3
(指投)
大谷翔平
4
0
1
0
0
0
1
1
4
(左)
吉田正尚
4
0
0
0
0
0
1
1
中
牧原大成
0
0
0
0
0
0
0
0
5
(三)
村上宗隆
4
1
1
1
0
0
0
2
6
(一)
岡本和真
4
2
2
1
0
0
0
2
7
(二)
山田哲人
4
0
0
0
2
0
2
0
8
(遊)
源田壮亮
4
0
1
0
0
0
1
1
9
(捕)
中村悠平
3
0
0
0
0
0
2
0
投手
アメリカ合衆国
選 手
打 者
投 球 回
被 安 打
被 本 塁 打
与 四 球
与 死 球
奪 三 振
失 点
自 責 点
敗
M.ケリー
9
1.1
3
1
2
0
1
2
2
A.ループ
2
0.2
0
0
0
0
0
0
0
K.フリーランド
11
3.0
1
1
2
0
2
1
1
J.アダム
6
1.0
0
0
3
0
2
0
0
D.ベッドナー
3
1.0
1
0
0
0
0
0
0
D.ウィリアムズ
4
1.0
0
0
1
0
2
0
0
日本
選 手
打 者
投 球 回
被 安 打
被 本 塁 打
与 四 球
与 死 球
奪 三 振
失 点
自 責 点
勝
今永昇太
10
2.0
4
1
0
0
2
1
1
H
戸郷翔征
8
2.0
0
0
2
0
2
0
0
H
髙橋宏斗
5
1.0
2
0
0
0
2
0
0
H
伊藤大海
3
1.0
0
0
0
0
1
0
0
H
大勢
4
1.0
1
0
1
0
0
0
0
H
ダルビッシュ有
5
1.0
2
1
0
0
0
1
1
S
大谷翔平
3
1.0
0
0
1
0
1
0
0
日本代表練習時
アメリカは2回表、一死からターナーの本塁打で先制。対する日本は直後の2回裏、先頭打者・村上の本塁打で同点とし、なおも一死満塁のチャンスを作ると、ヌートバーの一ゴロの間に三塁走者・岡本が生還して勝ち越しに成功した。さらに4回裏には先頭打者・岡本が本塁打を放ち、3-1とリードを2点に広げた。
日本の先発・今永は2回1失点で降板すると、2番手・戸郷が2回、3番手・髙橋宏、4番手・伊藤、5番手・大勢がそれぞれ1回を無失点に抑えた。
アメリカは8回表一死、6番手として登板したダルビッシュから、シュワーバーがソロ本塁打を放ち、3-2と1点差としたが、後続は倒れ、1点差のまま9回を迎えた。
9回表はDHを解除して大谷が登板。先頭打者・マクニールに四球を与えたものの1番・ベッツを二併打に打ち取り、最後はエンゼルスの同僚であるトラウトから空振り三振を奪って、日本が3大会ぶり3度目の優勝を決めた。
日本が2013年大会 のドミニカ共和国代表 以来2チーム目となる予選ラウンドから通しての全勝優勝を決めた[ 31] 。
[ 32] [ 33]
脚注
注釈
出典
外部リンク