2021年のアリゾナ・ダイヤモンドバックスとは？わかりやすく解説

2021年のアリゾナ・ダイヤモンドバックス
成績
	ナショナルリーグ西地区5位
本拠地
都市	アリゾナ州フェニックス
	チェイス・フィールド;
球団組織
オーナー	ケン・ケンドリック
GM	マイク・ヘーゼン
監督	トーリ・ロブロ
	« 2020 2022 » ;
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2021年のアリゾナ・ダイヤモンドバックス（2021 Arizona Diamondbacks season）は、球団創設以来23年目のシーズン。アリゾナ州フェニックスのチェイス・フィールドでは23年目のシーズン。監督は5年目のトーリ・ロブロ。所属はナショナルリーグの西地区。

オフシーズン

2020年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて60試合に短縮された中で、25勝35敗で西地区5位だった。

2021年2月6日にオークランド・アスレチックスからFAのホアキム・ソリア^[1]、2月22日にミネソタ・ツインズからFAのタイラー・クリッパード^[2]を獲得した。

開幕後

4月1日のサンディエゴ・パドレス戦（開幕戦）でケーテル・マルテ、アズドルバル・カブレラ、ティム・ロカストロ、スティーブン・ボートが本塁打を記録し、開幕戦での1回4本塁打のMLB記録を樹立した^[3]。

10月3日に全日程が終了し、52勝110敗で2年連続の西地区5位。110敗はアメリカンリーグ東地区最下位のボルチモア・オリオールズと並ぶシーズンワースト記録だった。

チーム成績

シーズン成績

アメリカンリーグ
順	チーム	勝利	敗戦	勝率	G差
東地区
1	⁽¹⁾タンパベイ・レイズ	100	62	.617	-
2	⁽⁴⁾ボストン・レッドソックス	92	70	.568	8.0
3	⁽⁵⁾ニューヨーク・ヤンキース	92	70	.568	8.0
4	トロント・ブルージェイズ	91	71	.562	9.0
5	ボルチモア・オリオールズ	52	110	.321	48.0
中地区
1	⁽³⁾シカゴ・ホワイトソックス	93	69	.574	-
2	クリーブランド・インディアンス	80	82	.494	13.0
3	デトロイト・タイガース	77	85	.475	16.0
4	カンザスシティ・ロイヤルズ	74	88	.457	19.0
5	ミネソタ・ツインズ	73	89	.451	20.0
西地区
1	⁽²⁾ヒューストン・アストロズ	95	67	.586	-
2	シアトル・マリナーズ	90	72	.556	5.0
3	オークランド・アスレチックス	86	76	.531	9.0
4	ロサンゼルス・エンゼルス	77	85	.475	18.0
5	テキサス・レンジャーズ	60	102	.370	35.0

ナショナルリーグ
順	チーム	勝利	敗戦	勝率	G差
東地区
1	⁽³⁾アトランタ・ブレーブス	88	73	.547	-
2	フィラデルフィア・フィリーズ	82	80	.506	6.5
3	ニューヨーク・メッツ	77	85	.475	11.5
4	マイアミ・マーリンズ	67	95	.414	21.5
5	ワシントン・ナショナルズ	65	97	.401	23.5
中地区
1	⁽²⁾ミルウォーキー・ブルワーズ	95	67	.586	-
2	⁽⁵⁾セントルイス・カージナルス	90	72	.556	5.0
3	シンシナティ・レッズ	83	79	.512	12.0
4	シカゴ・カブス	71	91	.438	24.0
5	ピッツバーグ・パイレーツ	61	101	.377	34.0
西地区
1	⁽¹⁾サンフランシスコ・ジャイアンツ	107	55	.660	-
2	⁽⁴⁾ロサンゼルス・ドジャース	106	56	.654	1.0
3	サンディエゴ・パドレス	79	83	.488	28.0
4	コロラド・ロッキーズ	74	87	.460	32.5
5	アリゾナ・ダイヤモンドバックス	52	110	.321	55.0

アメリカンリーグ
順	チーム	地区	勝	敗	率	差
地区優勝
1	タンパベイ・レイズ	東	100	62	.617
2	ヒューストン・アストロズ	西	95	67	.586
3	シカゴ・ホワイトソックス	中	93	69	.574
ワイルドカード
4^[a]	ボストン・レッドソックス	東	92	70	.568	0.0
5^[a]	ニューヨーク・ヤンキース	東	92	70	.568	-
レギュラーシーズン敗退
6	トロント・ブルージェイズ	東	91	71	.562	1.0
7	シアトル・マリナーズ	西	90	72	.556	2.0
8	オークランド・アスレチックス	西	86	76	.531	6.0
9	クリーブランド・インディアンス	中	80	82	.494	12.0
10	デトロイト・タイガース	中	77	85	.475	15.0
11	ロサンゼルス・エンゼルス	西	77	85	.475	15.0
12	カンザスシティ・ロイヤルズ	中	74	88	.457	18.0
13	ミネソタ・ツインズ	中	73	89	.451	19.0
14	テキサス・レンジャーズ	西	60	102	.370	32.0
15	ボルチモア・オリオールズ	東	52	110	.321	40.0
タイブレーク
^ ^a ^b 直接対決でレッドソックスがヤンキースに勝ち越し

ナショナルリーグ
順	チーム	地区	勝	敗	率	差
地区優勝
1	サンフランシスコ・ジャイアンツ	西	107	55	.660
2	ミルウォーキー・ブルワーズ	中	95	67	.586
3	アトランタ・ブレーブス	東	88	73	.547
ワイルドカード
4	ロサンゼルス・ドジャース	西	106	56	.654	-16.0
5	セントルイス・カージナルス	中	90	72	.556	-
レギュラーシーズン敗退
6	シンシナティ・レッズ	中	83	79	.512	7.0
7	フィラデルフィア・フィリーズ	東	82	80	.506	8.0
8	サンディエゴ・パドレス	西	79	83	.488	11.0
9	ニューヨーク・メッツ	東	77	85	.475	13.0
10	コロラド・ロッキーズ	西	74	87	.460	15.5
11	シカゴ・カブス	中	71	91	.438	19.0
12	マイアミ・マーリンズ	東	67	95	.414	23.0
13	ワシントン・ナショナルズ	東	65	97	.401	25.0
14	ピッツバーグ・パイレーツ	中	61	101	.377	29.0
15	アリゾナ・ダイヤモンドバックス	西	52	110	.321	38.0
タイブレーク

先発変遷


打順	開幕戦		5月1日		6月1日		7月1日		8月1日		9月1日
1	ロハス	SS	P.スミス	CF	ロハス	2B	ロハス	SS	アーメド	SS	ロハス	2B
2	マルテ	CF	C.ケリー	C	マルテ	CF	P.スミス	CF	マルテ	CF	マルテ	CF
3	ウォーカー	1B	カブレラ	1B	エスコバー	3B	エスコバー	3B	エリス	3B	P.スミス	1B
4	ペラルタ	LF	エスコバー	2B	ペラルタ	LF	ウォーカー	1B	ウォーカー	1B	ペラルタ	LF
5	カブレラ	3B	マシセン	LF	P.スミス	1B	ペラルタ	LF	レディック	RF	バンミター	3B
6	エスコバー	2B	ヴァンミター	2B	レディック	RF	レディック	RF	ヘイガー	2B	バーショ	C
7	P.スミス	RF	アーメド	SS	ボート	C	バンミター	2B	バーショ	LF	マッカーシー	RF
8	ボート	C	ロハス	RF	アーメド	SS	ボート	C	ホラデイ	C	アーメド	SS
9	バンガーナー	P	ガレン	P	C.スミス	P	M.ケリー	P	C.スミス	P	ウィーバー	P

首脳陣

アリゾナ・ダイヤモンドバックス 2021
背番号	名前	役職
17	トーリ・ロブロ	監督
60	ルイス・ウルエタ（英語版）	ベンチコーチ
11	ダーネル・コールズ	打撃コーチ
77	エリック・ヒンスキー	打撃コーチ補佐
70	マット・ハージェス	投手コーチ
39	デーブ・マッケイ（英語版）	一塁コーチ
3	トニー・ペレジカ（英語版）	三塁コーチ
43	マイク・フェターズ	ブルペンコーチ
7	ロビー・ハモック（英語版）	クオリティ・コントロール兼捕手コーチ
84	ウンベルト・キンテーロ	ブルペン捕手
83	ダン・バトラー	ブルペン捕手

個人成績

野手成績

※色付きは規定打数（440打数）以上の選手

選手	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	三振	打率	出塁率
ジョシュ・ロハス	139	550	484	69	128	32	3	11	44	9	1	3	58	137	.264	.341
ペイビン・スミス	145	545	498	68	133	27	4	11	49	1	0	1	42	106	.267	.328
デビッド・ペラルタ	150	538	487	57	126	30	8	8	63	2	0	2	46	92	.259	.325
ニック・アーメド	129	473	434	46	96	30	3	5	38	7	2	1	34	104	.221	.280
クリスチャン・ウォーカー	115	445	401	55	98	23	1	10	46	0	0	2	38	106	.244	.315
エドゥアルド・エスコバー	98	400	370	50	91	14	3	22	65	1	0	1	29	85	.246	.300
ケーテル・マルテ	90	374	340	52	108	29	1	14	50	2	0	1	31	60	.318	.377
カーソン・ケリー	98	359	304	41	73	11	1	13	46	0	0	5	44	74	.240	.343
アズドルバル・カブレラ	90	321	283	34	69	21	0	7	40	1	0	1	33	73	.244	.324
ドールトン・バーショ	95	315	284	41	70	17	2	11	38	6	1	0	30	67	.246	.318
ジョシュ・ヴァンミター	112	310	274	26	58	17	2	6	36	3	0	2	33	83	.212	.297
コール・カルフーン	51	182	166	17	39	8	0	5	17	1	0	1	15	41	.235	.297
ジョシュ・レディック	54	158	151	15	39	11	0	2	21	0	0	1	6	31	.258	.285
スティーブン・ボート	52	151	132	17	28	6	1	5	17	0	1	0	18	36	.212	.307
ティム・ロカストロ	55	133	118	11	21	2	0	1	5	5	0	0	6	26	.178	.271
アンドリュー・ヤング	58	104	91	13	19	7	0	6	15	0	0	1	6	45	.209	.298
ドリュー・エリス	28	83	69	10	9	2	0	1	5	0	0	0	10	27	.130	.277
ジェイク・マッカーシー	24	70	59	11	13	3	0	2	4	3	1	0	8	23	.220	.333
ヘンリー・ラモス	18	55	50	5	10	2	0	1	8	0	0	1	4	12	.200	.255
ワイアット・マシセン	23	51	42	3	5	0	0	1	8	0	0	1	5	21	.119	.255
イルデマロ・バルガス	18	46	43	4	8	1	1	0	4	0	0	0	3	7	.186	.239
ニック・ヒース	20	39	35	3	5	1	0	0	1	0	0	0	4	15	.143	.231
ヘラルド・ペルドモ	11	37	31	5	8	3	1	0	1	0	0	0	6	6	.258	.378
ブライアン・ホラデイ	13	34	31	2	6	2	0	0	1	0	0	0	0	0	.194	.265
ドミンゴ・レイバ	13	24	22	0	0	0	0	0	0	0	0	0	2	7	.000	.083
ジェイク・ヘイガー	9	22	18	1	2	0	0	0	2	0	0	0	4	11	.111	.273
スチュアート・フェアチャイルド	12	17	15	3	2	1	0	0	2	0	0	0	1	3	.133	.235
セス・ビアー	5	10	9	4	4	1	0	1	3	0	0	0	1	3	.444	.500

達成記録

8月14日 - タイラー・ギルバートがノーヒットノーラン^[4]。
8月20日 - アズドルバル・カブレラが通算400二塁打、史上191人目^[5]。
9月26日 - タイラー・クリッパードが通算800試合登板、史上53人目^[6]。

脚注

[脚注の使い方]

出典

^ “Diamondbacks Sign Joakim Soria” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年1月30日閲覧。
^ “Dバックス、救援右腕クリッパードと1年契約で合意”. 日刊スポーツ. 2022年1月30日閲覧。
^ Steve Gilbert (2021年4月2日). “D-backs slug way to Opening Day history” (英語). MLB.com. 2022年1月30日閲覧。
^ “Dバックス新人左腕タイラー・ギルバート、初先発でノーヒッターの快挙…メジャー今季8度目の大記録”. スポーツ報知. 報知新聞社. 15 August 2021. 2022年1月30日閲覧.
^ “Arizona Diamondbacks vs. Colorado Rockies - August 20, 2021” (英語). FOXスポーツ (2021年8月21日). 2022年1月30日閲覧。
^ “Tyler Clippard 2021 Pitching Game Logs” (英語). Baseball-Reference.com (2021-0-). 2022年1月30日閲覧。

外部リンク

The official site of Arizona Diamondbacks （英語）
Baseball-Reference （英語）

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[1-1-4] 直接対決でレッドソックスがヤンキースに勝ち越し

[1] “Diamondbacks Sign Joakim Soria” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年1月30日閲覧。

[2] “Dバックス、救援右腕クリッパードと1年契約で合意”. 日刊スポーツ. 2022年1月30日閲覧。

[3] Steve Gilbert (2021年4月2日). “D-backs slug way to Opening Day history” (英語). MLB.com. 2022年1月30日閲覧。

[5] “Dバックス新人左腕タイラー・ギルバート、初先発でノーヒッターの快挙…メジャー今季8度目の大記録”. スポーツ報知. 報知新聞社. 15 August 2021. 2022年1月30日閲覧.

[6] “Arizona Diamondbacks vs. Colorado Rockies - August 20, 2021” (英語). FOXスポーツ (2021年8月21日). 2022年1月30日閲覧。

[7] “Tyler Clippard 2021 Pitching Game Logs” (英語). Baseball-Reference.com (2021-0-). 2022年1月30日閲覧。

[1]

[2]

[3]

[a]

[4]

[5]

[6]

表話編歴アリゾナ・ダイヤモンドバックス
球団	歴史選手監督成績エクスパンションドラフト
歴代本拠地	チェイス・フィールド
文化	バクスター・ザ・ボブキャット
永久欠番	20 42 51
ワールドシリーズ優勝（1回）	2001
ワールドシリーズ敗退（1回）	2023
リーグ優勝（2回）	2001 2023
傘下マイナーチーム	リノ・エーシズ（AAA級）アマリロ・ソッドプードルズ（AA級）ヒルズボロ・ホップス（High-A級）バイセイリア・ローハイド（Low-A級）アリゾナ・コンプレックスリーグ・ダイヤモンドバックス（Rookie級）ドミニカン・サマーリーグ・ダイヤモンドバックス（Rookie級）

表話編歴 « 20202021年のメジャーリーグベースボール2022 »
アメリカンリーグ		ナショナルリーグ
東地区	オリオールズ・レッドソックス・ヤンキース・レイズ・ブルージェイズ	東地区	ブレーブス・マーリンズ・メッツ・フィリーズ・ナショナルズ
中地区	ホワイトソックス・インディアンス・タイガース・ロイヤルズ・ツインズ	中地区	カブス・レッズ・ブルワーズ・パイレーツ・カージナルス
西地区	アストロズ・エンゼルス・アスレチックス・マリナーズ・レンジャーズ	西地区	ダイヤモンドバックス・ロッキーズ・ドジャース・パドレス・ジャイアンツ
■：世界一 ■：ワールドシリーズ出場
ドラフト・オールスターゲーム・ ALWC・ NLWC・ ALDS・ NLDS・ ALCS・ NLCS・ワールドシリーズ

2021年のアリゾナ・ダイヤモンドバックス
成績
ナショナルリーグ西地区5位
本拠地
都市	アリゾナ州フェニックス
チェイス・フィールド
球団組織
オーナー	ケン・ケンドリック
GM	マイク・ヘーゼン
監督	トーリ・ロブロ
« 2020 2022 »
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2021年のアリゾナ・ダイヤモンドバックスとは？ わかりやすく解説

2021年のアリゾナ・ダイヤモンドバックス

オフシーズン

開幕後

チーム成績

シーズン成績

先発変遷

首脳陣

個人成績

野手成績

達成記録

脚注

出典

関連項目

外部リンク

急上昇のことば

2021年のアリゾナ・ダイヤモンドバックスとは？わかりやすく解説