2017年のFIA_F2選手権とは？わかりやすく解説

2017年のFIA F2選手権
前年:	2016	翌年:	2018
ペアレントシリーズ 2017年のF1世界選手権フィーダーシリーズ 2017年のGP3シリーズ

2017年のFIA F2選手権は、 FIA フォーミュラ2世界選手権の第1回大会。

エントリー

参戦ドライバーの数は20人。全車エンジンがメカクローム製の4.0L V8自然吸気エンジンを搭載したダラーラ製のGP2/11のシャーシを使い、タイヤはピレリが供給するタイヤを使用する。

エントラント名	No.	ドライバー	出走記録
プレマ・レーシング	1	シャルル・ルクレール^[1]	全戦
プレマ・レーシング	2	アントニオ・フォコ^[1]	全戦
レーシング・エンジニアリング	3	ルイ・デレトラズ^[2]	1-7
	3	ニック・デ・フリース^[3]	8-11
	4	グスタフ・マルジャ^[4]	全戦
ロシアンタイム	5	ルカ・ギオット^[5]	全戦
ロシアンタイム	6	アルテム・マルケロフ^[5]	全戦
ARTグランプリ	7	松下信治^[6]	全戦
	8	アレクサンダー・アルボン^[7]	1-3, 5-11
	8	セルゲイ・シロトキン^[8]	4
DAMS	9	オリバー・ローランド^[9]	全戦
DAMS	10	ニコラス・ラティフィ^[9]	全戦
カンポス・レーシング	11	ラルフ・ボシュング^[10]	1-10
	11	ランド・ノリス^[11]	11
	12	ステファノ・コレッティ^[12]	1
		ロベルト・メルヒ^[13]	2
		ロベルト・ビソイウ^[14]	3-9
		アレックス・パロウ^[15]^{[注 1]}	10-11
MPモータースポーツ	14	セルジオ・セッテ・カマラ^[16]	全戦
MPモータースポーツ	15	ジョーダン・キング^[17]	全戦
トライデント	16	ナビル・ジェフリ^[18]	全戦
	17	セルジオ・カマナサス^[12]	1-4
		ラファエル・マルチェッロ^[19]	5
		カラム・アイロット^[20]	6
		サンティノ・フェルッチ^[21]	7-11
ラパックス	18	ニック・デ・フリース^[22]	1-7
	18	ルイ・デレトラズ^[3]	8-11
	19	ジョニー・チェコットJr.^[22]^{[注 2]}	1-4
		セルジオ・カナマサス^[19]	5-7
		ロベルト・メルヒ^[3]^[23]	8-9, 11
		レネ・ビンダー^[24]	10
プルタミナ・アーデン^[25]	20	ノーマン・ナト^[26]	全戦
プルタミナ・アーデン^[25]	21	ショーン・ゲラエル^[26]	全戦

結果

レース

ラウンド		サーキット	ポールポジション	ファステストラップ^[27]	優勝者	優勝エントラント
1	F	バーレーン・インターナショナル・サーキット	シャルル・ルクレール	ステファノ・コレッティ^{[注 3]}	アルテム・マルケロフ	ロシアンタイム
1	S	バーレーン・インターナショナル・サーキット		セルジオ・セッテ・カマラ^{[注 4]}	シャルル・ルクレール	プレマ・レーシング
2	F	カタロニア・サーキット	シャルル・ルクレール	アルテム・マルケロフ	シャルル・ルクレール	プレマ・レーシング
2	S	カタロニア・サーキット		ラルフ・ボシュング^{[注 5]}	松下信治	ARTグランプリ
3	F	モンテカルロ市街地コース	シャルル・ルクレール	シャルル・ルクレール^{[注 6]}	オリバー・ローランド	DAMS
3	S	モンテカルロ市街地コース		アルテム・マルケロフ	ニック・デ・フリース	ラパックス
4	F	バクー市街地コース	シャルル・ルクレール	シャルル・ルクレール	シャルル・ルクレール	プレマ・レーシング
4	S	バクー市街地コース		シャルル・ルクレール	ノーマン・ナト^{[注 7]}	プルタミナ・アーデン
5	F	レッドブル・リンク	シャルル・ルクレール	松下信治	シャルル・ルクレール	プレマ・レーシング
5	S	レッドブル・リンク		アルテム・マルケロフ	アルテム・マルケロフ	ロシアンタイム
6	F	シルバーストン・サーキット	シャルル・ルクレール	松下信治	シャルル・ルクレール	プレマ・レーシング
6	S	シルバーストン・サーキット		シャルル・ルクレール	ニコラス・ラティフィ	DAMS
7	F	ハンガロリンク	オリバー・ローランド^{[注 8]}	ニコラス・ラティフィ	オリバー・ローランド	DAMS
7	S	ハンガロリンク		アントニオ・フォコ^{[注 9]}	松下信治	ARTグランプリ
8	F	スパ・フランコルシャン	シャルル・ルクレール	アルテム・マルケロフ	アルテム・マルケロフ^{[注 10]}	ロシアンタイム
8	S	スパ・フランコルシャン		ジョーダン・キング^{[注 11]}	セルジオ・セッテ・カマラ	MPモータースポーツ
9	F	モンツァ・サーキット	松下信治	ニコラス・ラティフィ^{[注 12]}	アントニオ・フォコ^{[注 12]}	プレマ・レーシング
9	S	モンツァ・サーキット		ジョーダン・キング^{[注 13]}	ルカ・ギオット	ロシアンタイム
10	F	ヘレス・サーキット	シャルル・ルクレール	オリバー・ローランド	シャルル・ルクレール	プレマ・レーシング
10	S	ヘレス・サーキット		レネ・ビンダー^{[注 14]}	アルテム・マルケロフ	ロシアンタイム
11	F	ヤス・マリーナ・サーキット	アルテム・マルケロフ	アレクサンダー・アルボン	アルテム・マルケロフ^{[注 15]}	ロシアンタイム
11	S	ヤス・マリーナ・サーキット		ジョーダン・キング^{[注 16]}	シャルル・ルクレール	プレマ・レーシング

フィーチャーレースでは上位10位、スプリントレースでは上位8位にポイントが与えられる。フィーチャーレースのポールシッターも4ポイントを獲得し、フィーチャーレースとスプリントレースの両方でトップ10に入り最速ラップを記録したドライバーに2ポイントが与えられる。スプリントレースのグリッドはフィーチャーレースの結果に基づいており、上位8人のドライバーはリバースグリッドになるため、スプリントレースのポールシッターには追加のポイントは与えられない。

フィーチャーレースポイント

ポジション	1位	2位	3位	4位	5位	6位	7位	8位	9位	10位	PP	FL
ポイント	25	18	15	12	10	8	6	4	2	1	4	2

スプリントレースポイント

ポジション	1位	2位	3位	4位	5位	6位	7位	8位	FL
ポイント	15	12	10	8	6	4	2	1	2

ドライバーズ・チャンピオンシップ

順位	ドライバー	BHR		CAT		MON		BAK		RBR		SIL		HUN		SPA		MNZ		JER		YMC		ポイント
1	シャルル・ルクレール	3	1	1	4	Ret	18†	1	2	1	Ret	1	5	4	4	DSQ	5	17	9	1	7	2	1	282
2	アルテム・マルケロフ	1	8	8	9	2	5	4	5	8	1	4	3	17†	9	1	Ret	9	15	5	1	1	6	210
3	オリバー・ローランド	5	3	3	2	1	9	7	Ret	4	3	3	17	1	2	DSQ	8	Ret	11	2	3	DSQ	7	191
4	ルカ・ギオット	7	2	2	7	5	4	16	7	14	4	6	2	6	8	2	3	4	1	7	4	3	5	185
5	ニコラス・ラティフィ	11	4	6	3	Ret	13	3	3	2	8	8	1	2	6	DNS	9	3	16	4	2	5	3	178
6	松下信治	8	14	4	1	3	7	12	6	6	14	10	8	5	1	16	Ret	2	7	18	11	6	4	131
7	ニック・デ・フリース	10	6	10	Ret	7	1	2	Ret	13	16†	DNS	7	3	3	5	2	18	12	13	6	4	9	114
8	アントニオ・フォコ	9	10	13	Ret	11	10	Ret	12	3	5	16	12	Ret	17	3	7	1	3	3	5	DSQ	11	98
9	ノーマン・ナト	2	Ret	16	13	Ret	Ret	5	1	Ret	7	2	6	7	5	8	4	13	10	11	10	13	18†	91
10	アレクサンダー・アルボン	6	7	5	8	4	6			5	2	18	10	8	7	12	18	14	8	12	9	7	2	86
11	ジョーダン・キング	4	5	9	5	9	8	6	DSQ	9	6	7	Ret	15	11	Ret	14	10	20	6	Ret	8	Ret	62
12	セルジオ・セッテ・カマラ	13	18	14	15	Ret	14	13	9	16	10	13	15	16	13	6	1	6	2	10	14	9	8	47
13	グスタフ・マルジャ	18	13	7	6	6	3	11	13	12	15	14	9	13	NC	4	11	8	18	14	18	11	17	44
14	セルジオ・カナマサス	14	11	Ret	11	10	17	9	15	15	9	5	4	Ret	Ret									21
15	ショーン・ゲラエル	17	17	15	16	13	12	14	10	10	11	9	16	14	10	15	17	5	6	16	16	15	14	17
16	ジョニー・チェコットJr.	15	9	17	10	8	2	Ret	14															16
17	ルイ・デレトラズ	20	12	11	14	15	16	Ret	16	17	13	12	13	10	12	14	12	7	4	17	12	10	Ret	16
18	ロベルト・メルヒ			19†	12											7	6	11	5			16	10	16
19	ラルフ・ボシュング	12	Ret	12	17	12	Ret	8	8	7	Ret	11	Ret	11	16	13	13	15	13	Ret	19†			11
20	セルゲイ・シロトキン							10	4															9
21	アレックス・パロウ																			8	8	12	12	5
22	サンティノ・フェルッチ													9	14	9	10	Ret	14	Ret	13	14	15	4
23	ナビル・ジェフリ	19	16	18	18	14	11	Ret	17	18	12	15	18	12	15	11	15	12	17	9	15	Ret	16	2
24	ロベルト・ビソイウ					Ret	15	15	11	11	17†	17	11	Ret	Ret	10	16	16	19					1
25	ランド・ノリス																					Ret	13	0
26	カラム・アイロット											19	14											0
27	ステファノ・コレッティ	16	15																					0
28	レネ・ビンダー																			15	17			0
29	ラファエル・マルチェッロ									19	Ret													0
順位	ドライバー	BHR		CAT		MON		BAK		RBR		SIL		HUN		SPA		MNZ		JER		YMC		ポイント

色	結果
金色	勝者
銀色	2位
銅色	3位
緑	ポイント獲得
青	完走
青	規定周回数不足 (NC)
紫	リタイア (Ret)
赤	予選不通過 (DNQ)
黒	失格 (DSQ)
白	スタートせず (DNS)
	エントリーせず (WD)
	レース中止 (C)

太字 – ポールポジション
斜字 – ファステストラップ

ノート：

- リタイアだが、90%以上の距離を走行したため規定により完走扱い。

チーム部門

順位	チーム	車番	BHR		CAT		MON		BAK		RBR		SIL		HUN		SPA		MNZ		JER		YMC		ポイント
1	ロシアンタイム	5	7	2	2	7	5	4	16	7	14	4	6	2	6	8	2	3	4	1	7	4	3	5	395
1	ロシアンタイム	6	1	8	8	9	2	5	4	5	8	1	4	3	17	9	1	Ret	9	15	5	1	1	6	395
2	プレマ・レーシング	1	3	1	1	4	Ret	18†	1	2	1	Ret	1	5	4	4	DSQ	5	17	9	1	7	2	1	380
2	プレマ・レーシング	2	9	10	13	Ret	11	10	Ret	12	3	5	16	12	Ret	17	3	7	1	3	3	5	DSQ	11	380
3	DAMS	9	5	3	3	2	1	9	7	Ret	4	3	3	17	1	2	DSQ	8	Ret	11	2	3	DSQ	7	369
3	DAMS	10	11	4	6	3	Ret	13	3	3	2	8	8	1	2	6	Ret	9	3	16	4	2	5	3	369
4	ARTグランプリ	7	8	14	4	1	3	7	12	6	6	14	10	8	5	1	16	Ret	2	7	18	11	6	4	222
4	ARTグランプリ	8	6	7	5	8	4	6	10	4	5	2	18	10	8	7	12	18	13	8	12	9	7	2	222
5	ラパックス	18	10	6	10	Ret	7	1	2	Ret	13	16†	DNS	7	3	3	14	12	7	4	17	12	10	Ret	137
5	ラパックス	19	15	9	17	10	8	2	Ret	14	15	9	5	4	Ret	Ret	7	6	11	5	15	17	16	10	137
6	MPモータースポーツ	14	13	18	14	15	Ret	14	13	9	16	10	13	15	16	13	6	1	6	2	10	14	9	8	109
6	MPモータースポーツ	15	4	5	9	5	9	8	6	DSQ	9	6	7	Ret	15	11	Ret	14	10	20	6	Ret	8	Ret	109
7	プルタミナ・アーデン	20	2	Ret	16	13	Ret	Ret	5	1	Ret	7	2	6	7	5	8	4	13	10	11	10	13	18†	108
7	プルタミナ・アーデン	21	17	17	15	16	13	12	14	10	10	11	9	16	14	10	15	17	5	6	16	17	15	14	108
8	レーシング・エンジニアリング	3	20	12	11	14	15	16	Ret	16	17	13	12	13	10	12	5	2	18	12	13	6	4	9	87
8	レーシング・エンジニアリング	4	18	13	7	6	6	3	11	13	12	15	14	9	13	NC	4	11	8	18	14	18	11	17	87
9	カンポス・レーシング	11	12	Ret	12	17	12	Ret	8	8	7	Ret	11	Ret	11	16	13	13	15	13	Ret	19†	Ret	13	17
9	カンポス・レーシング	12	16	15	19†	12	Ret	15	15	11	11	17†	17	11	Ret	Ret	10	16	16	19	8	8	12	12	17
10	トライデント	16	19	16	18	18	14	11	Ret	17	18	12	15	18	12	15	11	15	12	17	9	15	Ret	16	9
10	トライデント	17	14	11	Ret	11	10	17	9	15	19	Ret	19	14	9	14	9	10	Ret	14	Ret	13	14	15	9
順位	チーム	車番	BHR		CAT		MON		BAK		RBR		SIL		HUN		SPA		MNZ		JER		YMC		ポイント

色	結果
金色	勝者
銀色	2位
銅色	3位
緑	ポイント獲得
青	完走
青	規定周回数不足 (NC)
紫	リタイア (Ret)
赤	予選不通過 (DNQ)
黒	失格 (DSQ)
白	スタートせず (DNS)
	エントリーせず (WD)
	レース中止 (C)

太字 – ポールポジション
斜字 – ファステストラップ

脚注

[脚注の使い方]

注釈

^ パロウはスペイン人ドライバーだが、日本のライセンスで参加する。
^ チェコットはベネズエラのライセンスで参加。
^ ステファノ・コレッティがファステストラップを記録したが、トップ10外でフィニッシュした為、ファステストポイントを獲得できなかった。ポイントは、トップ10内でファステストラップだったアルテム・マルケロフが獲得した。
^ セルジオ・セッテ・カマラがファステストラップを記録したが、トップ10外でフィニッシュした為、ファステストポイントを獲得できなかった。ポイントは、トップ10内でファステストラップだったシャルル・ルクレールが獲得した。
^ ラルフ・ボシュングがファステストラップを記録したが、トップ10外でフィニッシュした為、ファステストポイントを獲得できなかった。ポイントは、トップ10内でファステストラップだったニコラス・ラティフィが獲得した。
^ シャルル・ルクレールがファステストラップを記録したが、トップ10外でフィニッシュした為、ファステストポイントを獲得できなかった。ポイントは、トップ10内でファステストラップだったオリバー・ローランドが獲得した。
^ シャルル・ルクレールがトップチェッカーを受けたが、黄旗無視の為12秒ペナルティで降格した。
^ Charles Leclerc initially qualified on pole, but was later disqualified due to a technical breach.
^ アントニオ・フォコがファステストラップを記録したが、トップ10外でフィニッシュした為、ファステストポイントを獲得できなかった。ポイントは、トップ10内でファステストラップだったアルテム・マルケロフが獲得した。
^ シャルル・ルクレールがトップチェッカーを受けたが、レギュレーション違反が発覚し、失格。
^ ジョーダン・キングがファステストラップを記録したが、トップ10外でフィニッシュした為、ファステストポイントを獲得できなかった。ポイントは、トップ10内でファステストラップだったニック・デ・フリースが獲得した。
^ ^a ^b Luca Ghiotto won the race and set the fastest lap, but was later issued a time penalty and stripped of the fastest lap after he was found to have exceeded track limits and gained an advantage.
^ ジョーダン・キングがファステストラップを記録したが、トップ10外でフィニッシュした為、ファステストポイントを獲得できなかった。ポイントは、トップ10内でファステストラップだったアントニオ・フォコが獲得した。
^ レネ・ビンダーがファステストラップを記録したが、トップ10外でフィニッシュした為、ファステストポイントを獲得できなかった。ポイントは、トップ10内でファステストラップだったニック・デ・フリースが獲得した。
^ オリバー・ローランドがトップチェッカーを受けたが、レギュレーション違反が発覚し、失格。
^ ジョーダン・キングがファステストラップを記録したが、トップ10外でフィニッシュした為、ファステストポイントを獲得できなかった。ポイントは、トップ10内でファステストラップだったニコラス・ラティフィが獲得した。

出典

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表話編歴年度別のF2選手権
ヨーロッパ F2選手権	1967 1968 1969 1970 1971 1972 1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981 1982 1983 1984
FIA F2選手権	2009 2010 2011 2012 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024

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