二十世紀研究所とは? わかりやすく解説

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二十世紀研究所

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/19 00:42 UTC 版)

二十世紀研究所(にじっせいきけんきゅうじょ)は、1946年2月28日に設立された戦後日本の財団法人である。「社会科学および哲学の研究と普及」を目的に、「二十世紀教室」という講習会の開催と、その講義録の出版を主要な活動とした[1]。敗戦日本の花形論客が揃い、最盛期には20名の研究員、10名以上の外部講師および執筆者、13名の事務局員を擁したが、経済的に行き詰まり、1948年に事実上、活動を停止した[1][2][3]。財団法人としては1987年6月まで存続した。


  1. ^ a b c 清水幾太郎における戦中と戦後の間大久保孝治、『早稲田大学文学研究科紀要』第51輯・第1分冊(2006年2月発行)
  2. ^ a b c d e 『わが近代日本人物誌』松尾尊兊、岩波書店 (2010/2/24)、p171-「児玉誉士夫と二十世紀研究所」
  3. ^ a b c d 庄司武史 (2020). “「財団法人二十世紀研究所について:国立公文書館所蔵特定歴史公文書等から」”. 首都大学東京人文科学研究科『人文学報』 516-1号. 
  4. ^ a b 竹内 2012, p. 180.
  5. ^ 『戦後秘史: 崩壊の歯車』大森実, 講談社, 1975, p289-290
  6. ^ a b c d 竹内 2012, p. 182.
  7. ^ 竹内 2012, p. 181.
  8. ^ 庄司武史 (2020). “「財団法人二十世紀研究所について:国立公文書館所蔵特定歴史公文書等から」”. 首都大学東京人文科学研究科『人文学報』 516-1号. 


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