2.換算方法(個別財務諸表)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/29 01:43 UTC 版)
「外貨建取引等会計処理基準」の記事における「2.換算方法(個別財務諸表)」の解説
換算によって生じた換算差額は、当期の為替差損益(収益・費用)として処理する。 費用及び収益は、計上時の為替相場(HR)にて換算するが、期中平均相場(AR)による換算も認められる。 資産及び負債のうち、時価を有する資産や現預金、金銭債権及びデリバティブ取引等に係る項目については、毎決算時の為替相場(CR)を認識する必要がある。①現金及び預金②金銭債権③デリバティブ取引等の金融商品及び④有価証券(除く子会社・関連会社株式)については決算時の為替相場(CR)にて換算する。 ④子会社・関連会社株式については、取得時の為替相場(HR)にて換算する。 ⑤時価を有する棚卸資産については、取引発生時の為替相場(CR)にて換算する。 「前払費用」「前受金」等の⑥費用性資産(⑤時価を有する棚卸資産を除く)及び⑦収益性負債については、取引発生時の為替相場(HR)にて換算する。
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