2段ピッチバルブスプリング
コイルスプリングの下部を密に巻き、上部を粗くした2つのスプリングピッチをもつバルブスプリング。スプリングサージを避けるために、バルブリフトとともに、ばね定数の小さい密に巻いた部分が先に密着することにより、組い部分でより大きな反発力を発生させる。大きなバルブの押しもどし力が得られるために、バルブのジャンプやバウンスが問題となる高速回転型のエンジンに適している。しかし、近年はバルブスプリング技術の発達により、1段ピッチでも安定的にバルブを作動させることが可能になっている。
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