2つ以上の証券取引所に上場している会社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 15:41 UTC 版)
「二元上場会社」の記事における「2つ以上の証券取引所に上場している会社」の解説
多数の会社が2つ以上の証券取引所に上場している。たいてい、各取引所の株は同一の会社の株であり、二元上場とは違う。このような場合「共通上場」 (co-listing、きょうつうじょうじょう) という用語がしばしば用いられる。一般的には、そのような会社の「第一上場」は会社の登記国の証券取引所で行われるが、「副次上場」は他国の取引所で行われる。共通上場は小さい市場から始まり大きな市場に成長した企業に特によくみられる。例えば、カナダの大企業がトロント証券取引所に加えてニューヨーク証券取引所に共通上場する場合である。 また、東京と名古屋、中国の上海と香港など、「重複上場」(ちょうふくじょうじょう)の場合もある。 ただし、「二元上場」という用語は通俗的には「共通上場」または「交差上場」 (cross-listing、こうさじょうじょう) の意味で使われることがあり、混乱の原因となる。
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