1組優勝者のジンクス(第31期まで)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 15:27 UTC 版)
「竜王戦」の記事における「1組優勝者のジンクス(第31期まで)」の解説
棋戦創設以来長らく1組の優勝者が挑戦者になったことがなく、いわゆる「将棋界の七不思議」の一つとして、しばしば話題となった。第17期までは挑戦者決定三番勝負へ進出したことさえなかった(第18期に初めて1組優勝の三浦弘行が三番勝負に進出)。さらに第19期からの本戦トーナメント表は、上記の図のとおり1組優勝者に有利なものに変更されたが、それでもなお挑戦者はなかなか現れなかった。しかし第24期でそれまで3度1組優勝を果たしながら挑戦者になれなかった丸山忠久が、4度目の1組優勝を果たした上で自身初の挑戦権を獲得。しかし奪取成らずであったため、このジンクスの終止符は完全には打たれなかった。その後、2018年度の第31期で1組優勝の広瀬章人が挑戦権を獲得。そしてフルセットの末に竜王を獲得し、1組優勝者のジンクスに完全に終止符を打った。
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