龍船節
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 03:25 UTC 版)
龍船節(端午節)に供される米に関する説話は蛟龍が関係しており、これがちまきの起源という説がある。 説話によると入水して死んだ屈原を祀るため、楚では米を竹筒に詰めて川に投げ入れていたが、あるとき長沙の区曲(異文では区回など)という人物のもとに屈原あらわれ、そのままでは米は蛟龍に盗まれてしまう、よって竹筒の上は楝(おうち)(栴檀)の葉でふさぎ、色糸(五花絲 - 五色の糸)をつけてほしいと頼んだという。その二物は蛟龍が忌み嫌うものだということである(呉均撰『續齊諧記』および異本)。 この故事が「ちまき」の起源を語っている、というのがひとつの説である。
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