鹿島臨海鉄道8000形気動車とは? わかりやすく解説

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鹿島臨海鉄道8000形気動車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/03 01:16 UTC 版)

関東鉄道キハ5000形気動車 > 鹿島臨海鉄道8000形気動車
鹿島臨海鉄道8000形気動車
基本情報
製造所 新潟トランシス
製造年 2016年
製造数 7両
主要諸元
最高速度 95 km/h
車両定員 座席44・立席89
自重 33.5t (空車)
最大寸法
(長・幅・高)
20,000×2,850×3,992(mm)[要出典]
台車 ボルスタレス式空気バネ台車
NF01HD(動台車) / NF01HT(従台車)
[要出典]
機関出力 330PS/2000rpm
DMF13HZ型×1/両
[要出典]
変速段 変速1段・直結2段
駆動方式 液体式(TACN-22-1613)[要出典]
制動装置 電気指令空気ブレーキ
保安装置 ATS-SN、ATS-P
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鹿島臨海鉄道8000形気動車(かしまりんかいてつどう8000がたきどうしゃ)は、鹿島臨海鉄道気動車である。

概要

老朽化した6000形の置き換え用車両として、2016年(平成28年)より新潟トランシスで製造された。大洗鹿島線で運用される。

構造

車体は、関東鉄道キハ5000形気動車に準ずる両運転台式で、両開きの中央扉と片開き式の両端扉2箇所の片側3扉となっている。いずれの扉も押しボタン開閉式の半自動扉である。一方、前面形状は三陸鉄道36-700形気動車に準ずる。

水戸駅で鹿島臨海鉄道が発着する8番線では、車両の水戸寄りより前方のみに階段・エスカレーターが配置されているという構造により、同駅到着時の車内混雑緩和などの実情を踏まえ、車内はデッキ無しで、6000形とは異なる全ロングシートを有する。定員は135名(うち座席44名)。トイレは設置されていない。
バリアフリー対応のため水戸方面の扉横に車椅子スペースが設けられた。また、LCDによる車内表示器が初めて設置される。

機関はDMF13HZディーゼル機関を装備し、出力242.7kw/2000min-1。総排気量12.7l 最大トルク1.41kN・m/1200minである[要出典]。ブレーキ方式に電気指令式ブレーキを採用しているため、6000形と連結しての運転はできない。

車体のカラーリングは、下半分を砂浜と大地[要出典]を表現する「ブラウン」(淡黄色)、上半分は鹿島灘の海と空を表現するブルー地域に支えられて発展[要出典]していくことを表現するレッドのラインを配置している。

8004より排障器が大型化されている。

運用

8001が2016年3月26日から営業運転が開始された[1]。8002、8003が投入され、2017年1月7日から連結運転が開始されている[2]

脚注





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