鴨長明ゆかりの地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 13:46 UTC 版)
代表作『方丈記』の方丈とは、晩年暮らした庵を指す。日野には庵跡とされる地や方丈石がある。また下鴨神社摂社の河合神社には、方丈の庵が復元されている。 また岐阜県恵那市旧岩村町には鴨長明が当地で没したとの伝承がある。岩村駅近くの「伝鴨長明塚」に付された恵那市教育委員会の説明文によると、人前で秘曲を披露したことを咎められて鎌倉を追われた鴨長明が、当地を領した鎌倉幕府御家人の加藤景廉に匿われたという。辞世の句として「思ひきや都を遠く立ち出でて遠山野辺に露消えんとは」と詠んだという。江戸時代の天保年間に岩村藩士が碑を建立した。
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