鳴海日出夫とは? わかりやすく解説

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鳴海日出夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/24 01:47 UTC 版)

鳴海 日出夫(なるみ ひでお、1929年昭和4年)11月2日 - 2016年)は、昭和期の歌手

経歴

新潟県高田市(現上越市)出身。幼くして、父親の仕事の関係で中国へ渡る。敗戦後、引き揚げ旧制高田中学へ入学。1948年(昭和23年)、中学卒業後、かつてから親交のあった作曲家田村しげるの勧めで、NHKのど自慢素人音楽会に出場し合格。全国大会にチャレンジし、第4回NHK全国のど自慢大会で「白い花の咲く頃」を歌い2位、翌年の1952年(昭和27年)3月、「山のけむり」を歌い優勝。同年コロムビアに入社。恩師田村しげるが作曲した「島は国境の彼方へ」でデビュー。

1954年(昭和29年)、「東京の恋唄」のヒットにより、コロムビアの人気歌手の仲間入りを果たす。

1955年(昭和30年)、第6回NHK全国のど自慢大会で優勝した上野慶子と結婚。晩年まで歌手として活動を続けた。

2016年に死去[1]。87歳没。

主な曲

  • 島は国境の彼方へ(1953年1月)
  • 男のふるさと(1953年2月15日)
  • 青春の馬車(1953年12月10日) - 作詞:西条八十、作曲:田村しげる
  • 東京の恋唄(1954年1月5日) - カップリング曲は千代田照子「東京ワルツ」。
  • 涙のグラス(1954年3月15日) - 島倉千代子のヒット曲「他国の雨」は、この曲の歌詞を変えて発売したものである。
  • 片瀬波(1954年4月15日) - 1932年、松山時夫によって歌われた曲のリバイバル。
  • さざん花の歌(1954年5月15日)
  • ポプラに歌う(1954年12月10日) - 作詞:寺尾智沙、作曲:田村しげる
  • 山びこの歌もなつかし(1955年3月15日) - 作詞:岡倉輝美、作曲:田村しげる
  • りんどうの花咲けば(1955年4月15日) -
  • 地獄の接吻(1955年8月) - 日活映画『地獄の接吻』主題歌
  • 青春日記(1956年4月) - 1937年、藤山一郎によって歌われた曲のリバイバル。
  • 産業経済新聞社社歌(1956年)-作詞:瀬川保(産経新聞社員)、作曲:古関裕而
  • お父恋しや(1958年1月15日) - 作詞:野村俊夫、作曲:船村徹
  • 妹よ(1958年7月15日) - 作詞:石本美由起、作曲:竹岡信幸
  • 天馬天平(1960年9月15日) - フジテレビ連続ドラマ『天馬天平』主題歌
  • サルウィンの別れ(1962年5月20日)
  • 聖火を迎えて(1963年5月20日) - 鳴海自身が作曲。
  • 鞍馬天狗のうた(1971年8月25日) 共唱:ひばり児童合唱団 - TBS系連続ドラマ『鞍馬天狗』主題歌。

脚注

  1. ^ お知らせ - 日本ラジオ歌謡研究会




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