魚尾灯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 14:51 UTC 版)
18世紀末、スコットランドのウィリアム・マードック(William Murdoch)がガスの燃焼を利用した照明を考案した。初期のガス灯は、直接火口から火を点灯し、炎を直接明かりとして利用するものだったため、光量を上げる必要があり、火口を平たくしてガスの放出面積を広げ扇形の炎が出るようにしていた。このタイプのガス灯は炎の形状から魚尾灯と呼ばれた。魚尾灯の明るさは約15ワット程度とされている。 イングリッド・バーグマンの主演で知られる「ガス燈」は、舞台設定が1875年で魚尾型の時代であるが、現れるガス灯のほとんどはガスバーナーのような単管の裸火タイプである。
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