ぎょ び [1] 【魚尾】
原稿用紙
(魚尾 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/05 09:54 UTC 版)
原稿用紙(げんこうようし、英語: genkō yōshi)は、日本語、中国語、韓国語の文章を書くために特別に誂えられた様式を持つ用紙のこと。一字を一つのマスに書きこみ、原稿の正確な文字数がわかるように、マス目を切ってあるところに特色がある。なおイラスト・漫画を描くための用紙も原稿用紙と呼ばれる。(後述)
- ^ 当時の例として、吉田松陰が松下村塾の塾生に送った書状(1859年(安政6年)5月15日付)がある。20字×20行の400字詰様式の原稿用紙に書かれている。萩博物館(山口県萩市)所蔵。20字×20行かどうかは言及がないが、400字詰め原稿用紙としては藤貞幹の『好古日録』が現存する最古のものとされる(日本博学倶楽部、PHP研究所、2000年5月15日「原稿用紙はなぜ四〇〇字詰めなの?あの真ん中のマークは何?」『雑学大学』PHP文庫、35ページ目、ISBN 9784569574059)
- ^ 長妻直哉/偶然が生んだ原稿用紙◇「マス目入れたら」紅葉の一言、相馬屋主人が語る秘話◇『日本経済新聞』朝刊2017年8月31日(文化面)
- ^ 線の荒が目立たなくなる、高密度に描き込めるなどの理由
- 1 原稿用紙とは
- 2 原稿用紙の概要
- 3 日本語での原稿用紙の書き方
- >> 「魚尾」を含む用語の索引
- 魚尾のページへのリンク