高畠華宵大正ロマン館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/25 09:15 UTC 版)
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施設情報 | |
正式名称 | 高畠華宵大正ロマン館 |
愛称 | 大正ロマン館 |
前身 | 足立の庄 |
専門分野 | 高畠華宵の作品 |
収蔵作品数 | 4300[1] |
来館者数 | 7000(2006年)[1] |
館長 | 高畠澄江[2](大正イマジュリィ学会副会長[3]) |
学芸員 |
高畠麻子(主任学芸員[3]) 小嶋洋子(嘱託学芸員[4]) |
建物設計 | 宮内古勝[5] |
開館 | 1990年10月[2] |
所在地 |
〒791-0222![]() |
位置 | 北緯33度46分8.5秒 東経132度53分7.7秒 / 北緯33.769028度 東経132.885472度座標: 北緯33度46分8.5秒 東経132度53分7.7秒 / 北緯33.769028度 東経132.885472度 |
アクセス |
伊予鉄道横河原線見奈良駅から車で約8分 松山自動車道川内ICから車で約10分 |
プロジェクト:GLAM |
高畠華宵大正ロマン館(たかばたけかしょうたいしょうロマンかん)は、愛媛県東温市にある美術館である。元々はファームが開設した足立の庄と呼ばれる大正ロマンをテーマとしたテーマパークの付随施設として建築されたが、足立の庄が閉鎖された時に独立運営となった[1]。
概要
1990年に温泉郡重信町(当時)に「足立の庄」と共に開館[1]。高畠華宵の雑誌の表紙・挿絵・日本画など多岐にわたる貴重なコレクション4300点を収蔵している。2001年に「足立の庄」が閉鎖[1]。跡地は愛媛わんわん村となったが、愛媛わんわん村も2006年8月31日で閉鎖となった。大正ロマン館の入場者数は、オープン当初年間7万人であったが、2006年までに年間7000人に減った[1]。建物は自己所有であったが、土地は民間企業からの賃借であった[1]。また付随するテーマパークが廃止され、立地も郊外であるために集客力を不安視されている[1]。2004年に「大正イマジュリィ学会」を設立、一般からも会員を募っている。2015年頃には開館日が土日月となったが、2021年には土日のみの開館となった。2021年8月より建物の補修工事のために一時閉館した。2021年10月2日より再オープンし、高畠華宵没後55年の記念特別展として山中現と渡邊加奈子の版画展を11月まで開催した。
特記事項
- 美術館だけでなく高畠華宵に関するグッズの店や喫茶「カフェ・カショー」がある。
- 展示室の一部を「東温ギャラリー」として一般に貸し出している。
- 毎週土・日開館(臨時休館あり)。平日は予約開館。
関連項目
- 個人美術館
- 山口昌男(大正イマジュリィ学会名誉会長)
- 宇和島市立歴史資料館
- 愛媛わんわん村
脚注
- ^ a b c d e f g h 岐路に立つ大正ロマン館(東温) 隣接施設きょう閉園 集客への影響懸念 今後の運営方針模索 2006年08月31日 愛媛新聞 朝刊 総二 (全635字)
- ^ a b “高畠華宵大正ロマン館”. サントリー地域文化賞. サントリー文化財団 (2000年5月). 2014年1月27日閲覧。
- ^ a b “会則・役員名簿”. 大正イマジュリィ学会 (2012年3月17日). 2014年1月27日閲覧。
- ^ “「大正イマジュリィ学会」第26回研究会”. 高畠華宵大正ロマン館ブログ (2012年7月20日). 2014年1月27日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “会社概要”. 株式会社 宮内古勝建築事務所. 2014年1月27日閲覧。
外部リンク
固有名詞の分類
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