高熱線吸収UVカットガラス

大車林

高熱線吸収UVカットガラス

英語 UV cut glass

赤外線などの熱線吸収量を、従来の熱線吸収ガラスよりさらに高めたガラスに、紫外線をカットする機能を付加したものである。前席乗員の日焼けを防ぐ目的で、プライバシーガラスの使用が認められないフロントシールドや、前席のドアウインドウに採用されている。合わせガラスの中間膜自体に有機の紫外線吸収材を含有させていて、ドアガラスなど周りの強化ガラスは、ゾルゲル法などにより紫外線吸収材の薄膜を形成させている。なお、単にUVカットガラスと呼ばれることも多い。

参照 熱線吸収ガラス

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。