首切島とは? わかりやすく解説

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首切島

読み方:クビキリジマ(kubikirijima)

備讃諸島一部日生諸島属す瀬戸内海無人島

所在 岡山県和気郡日生町

位置・形状 鹿久居島沖合

島嶼名辞典では1991年10月時点の情報を掲載しています。

首切島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/28 00:04 UTC 版)

首切島
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所在地 日本岡山県
所在海域 瀬戸内海
所属諸島 日生諸島
座標 北緯34度42分15秒 東経134度18分37秒 / 北緯34.70417度 東経134.31028度 / 34.70417; 134.31028座標: 北緯34度42分15秒 東経134度18分37秒 / 北緯34.70417度 東経134.31028度 / 34.70417; 134.31028
面積 0.0032 km²
海岸線長 0.2 km
     
プロジェクト 地形
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首切島(くびきりじま)は、瀬戸内海にある無人島である[1][2]岡山県備前市日生町に属する[1][2]。別名見付島(みつけじま)[要出典]

概要

鹿久居島の沖合に位置する面積3,200平方メートルほどの小島である[1][2]。備讃諸島を構成する日生諸島に属し、瀬戸内海国立公園の一部となっている[1][2]

『吉備前鑑』によれば、かつてこの島には湊があったとされているが、すでに江戸時代には無人島であった[3]1698年元禄11年)から1710年宝永7年)までの間、隣の鹿久居島が岡山藩流刑地となった際には[4][5]、改悛の情が見られない者などが、この小島に連れて来られて打ち首とされた[6]。島名は、この歴史に由来するとされる。

現在はわずかな平地を除いて樹木に覆われており、刑場跡であることを偲ばせるものはない[7]

脚注

  1. ^ a b c d 内外アソシエーツ編(1991)、192頁。
  2. ^ a b c d 菅田(1995)、275頁。
  3. ^ 吉形(1972)、18頁。
  4. ^ 吉形(1972)、17頁。
  5. ^ 荒木(1976)、175頁。
  6. ^ 荒木(1976)、177頁。
  7. ^ 吉形(1972)、19頁。

参考文献

  • 吉形士郎 編『日生町誌』日生町、1972年。 
  • 荒木祐臣『備前池田藩秘史』日本文教出版、1976年。 
  • 内外アソシエーツ 編『島嶼大事典』内外アソシエーツ、1991年。 
  • 菅田正昭『日本の島事典』三交社、1995年。 

外部リンク


首切島(くびきりじま)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 09:24 UTC 版)

べるぜバブ」の記事における「首切島(くびきりじま)」の解説

かつて流刑の地として島流し罪人多く送られた島。人形憑依した下級悪魔大量に住み着いている。

※この「首切島(くびきりじま)」の解説は、「べるぜバブ」の解説の一部です。
「首切島(くびきりじま)」を含む「べるぜバブ」の記事については、「べるぜバブ」の概要を参照ください。

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