館林城絵馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/06 10:32 UTC 版)
浮世絵師・北尾重光の描いた作品で、1863年(明治6年)に、連雀町の末広屋佐平はじめ12人の商人が奉納したものである。縦97cm、横120cmの扁額の桐板に、江戸時代は描くことが禁止された館林城内を含む城下町一帯が華やかに描かれている。絵馬が描かれた翌1864年(同7年)には館林城が焼失しているため、同城を空間的に表現した唯一のものとなっている。絵の上方には「奉納」「尾引城之図」、右には「明治六癸酉九月吉日」「明治六癸酉仲秋日画 渓斎北尾重光筆」と墨書きされており、左下には12人の商人と願主の名前が記されている。
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