飛行計画情報処理システム(ひこうけいかくじょうほうしょりしすてむ)(Flight Data Processing System)
航空会社などの飛行計画情報(フライトプラン)を大型コンピュータで処理し、札幌・東京・福岡・那覇の管制部に配信している。英語表記の頭文字を取ってFDPともいう。
飛行計画情報処理システムでは、航空機の飛行ルートや飛行高度について、各地の空港などから自動的に情報を収集する。これらの情報を処理した結果は、画面表示やプリンタによって、それぞれの管制官に提供される。
1日、埼玉県所沢市の東京航空交通管制部で、飛行計画情報処理システムが障害でダウンし、全国の航空便に欠航や遅れなどの影響が出た。防衛庁がシステムを変更したため、飛行計画データを共有するプログラムに手直しを加えた際に不具合が出たと見られている。
(2003.03.03更新)
飛行計画情報処理システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 17:18 UTC 版)
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