風塵
(風成塵 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 16:05 UTC 版)
気象用語としての風塵(ふうじん)は、風によって地表の塵(ちり)や砂が空気中に舞い上がる現象。水平視程が目の高さではほとんど悪化しないものを「低い風塵」、目の高さでも非常に視程が悪いものを「高い風塵」という。気象観測の中でも大気現象の記録の対象[1][2]。
- ^ a b 『気象観測の手引き 平成10年9月』(pdf)気象庁、2007年12月、58-61,64-65頁 。
- ^ a b c 平塚和夫. "風塵". 平凡社『日本大百科全書(ニッポニカ)』. コトバンクより2024年3月23日閲覧。
- ^ "砂埃". 小学館『デジタル大辞泉』. コトバンクより2024年3月23日閲覧。
- ^ "砂煙". 小学館『デジタル大辞泉』. コトバンクより2024年3月23日閲覧。
- ^ "土煙". 小学館『デジタル大辞泉』. コトバンクより2024年3月23日閲覧。
- ^ "地煙". 小学館『精選版日本国語大辞典』. コトバンクより2024年3月23日閲覧。
- ^ "黄塵". 小学館『デジタル大辞泉』. コトバンクより2024年3月23日閲覧。
風成塵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 06:01 UTC 版)
濃度の高い風塵が発生すると、風塵はなかなか拡散・沈降せずに空中を漂い続け、遠くまで運ばれることがある。これを風成塵(ふうせいじん)という。 特に大規模な風成塵には、地域によって名前が付いている。東アジアの黄砂、地中海沿岸のシロッコ(イタリア名)/ギブリ(リビア名)、アフリカのギニア湾沿岸のハルマッタンなどがある。
※この「風成塵」の解説は、「風塵」の解説の一部です。
「風成塵」を含む「風塵」の記事については、「風塵」の概要を参照ください。
- 風成塵のページへのリンク