類似の虫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 14:44 UTC 版)
同じように糸で体を包んで、移動する巣を作るガは他にもある。家屋内ではイガが小さいながらも同じような巣を作る。 ミノガ同様、雌の翅が退化する種類のガにフユシャク亜科(英語版)がある。フユシャク類の雌は翅を全く持たないか、小さく退化した翅を持つ。その代わり胴体や脚は雄より発達している。ミノガの雌と違う点として、ミノガの雌は蛹の段階から翅が無いのに対し、フユシャク類の雌は蛹の段階では翅があるように見える。羽化後に餌を摂らないのもミノガと共通している。 他にもドクガの一種に雌の翅が退化する種がある。夏に発生する雌は翅を持つが、秋に発生する雌のみ翅が退化するヒメシロモンドクガのような特異な種もある。 また、トビケラ類の幼虫は水生昆虫で、多くの種が同じような巣を川底などに作る。
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