類似の構造体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 15:53 UTC 版)
サルモネラ菌や大腸菌にも、嫌気状態でエタノールアミンやプロパンジオールを資化するとき、細胞質にカルボキシソームに似た構造体が形成される。この構造体の組成は明らかになっていないが、エタノールアミンやプロパンジオール資化オペロンにはカルボキシソームの殻タンパク質と相同性をしめす遺伝子があるので、関連した構造体と考えられている。しかし、これらの細菌はルビスコをもたず、炭酸固定に直接の関係はないが、機能はまだ不明である。
※この「類似の構造体」の解説は、「カルボキシソーム」の解説の一部です。
「類似の構造体」を含む「カルボキシソーム」の記事については、「カルボキシソーム」の概要を参照ください。
- 類似の構造体のページへのリンク