韓国鉄道公社393000系電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/08 04:50 UTC 版)
韓国鉄道公社393000系 | |
---|---|
基本情報 | |
製造所 | 現代ロテム昌原工場 |
製造初年 | 2024年後半 |
製造数 | 2両8本=16両 |
導入年 | 2027年 |
投入先 | 忠清圏広域鉄道 |
主要諸元 | |
編成 | 8本 |
軌間 | 1,435 mm |
最高運転速度 | 100 km/h |
設計最高速度 | 110 km/h |
起動加速度 | 3.0 km/h/s |
減速度 | 3.5 km/h/s |
減速度(非常) | 4.5 km/h/s |
全長 | 21,085 mm |
車体長 | 20,470 mm |
全幅 | 3,200 mm |
車体幅 | 3,120 mm |
車輪径 | 860 mm |
固定軸距 | 2,100 mm |
主電動機 | かご形三相誘導電動機 |
制御方式 | 現代ロテム製IGBT(IPM)素子VVVFインバータ制御(三菱電機技術供与) |
韓国鉄道公社393000系(かんこくてつどうこうしゃ393000けい)は、2027年に開通が予定されている忠清圏広域鉄道の開業に際して導入される車両[1]。
概要
2023年12月から着工が開始し、2027年に開業が予定されている忠清圏(大田広域市・忠清南道)の広域鉄道開通に際して2両編成8本が導入予定[2]。2021年に現代ロテムが567億ウォンで受注し、2024年に開通した大邱圏広域鉄道(大慶線)で使用される392000系と同一仕様で導入するため、0.5M方式を採用[3]。なお、車両は1両当たり約35億ウォン。
車体
2019年以降、現代ロテムが韓国鉄道公社向けに製造している先頭車両の前面が長い「チュドゥンイ[4][5]」タイプで製造。車体に塗装されているラインカラーはライム色となっている。
関連記事
- 392000系 - 同一仕様。
- 381000系2次車、311000系12次車・13次車、341000系4次車・5次車・6次車、351000系9次車・10次車、392000系、331000系3次車、361000系2次車 - チュドゥンイと呼称される前面をした車両。
脚注
- ^ 「신차 - 모노레일 마이너 갤러리」『gall.dcinside.com』(朝鮮語)。2025年3月6日閲覧。
- ^ 장병극「충청권 광역鐵 1단계 착공...2026년 개통 목표」『철도경제신문』(朝鮮語)、2023年12月27日。2025年3月6日閲覧。
- ^ 박재민「[Pick] 한국철도, 567억 규모 충청권 광역철도 전동차 16량 발주」『철도경제신문』(朝鮮語)、2021年10月27日。2025年3月6日閲覧。
- ^ 韓国語で「鼻・くちばし」の意。 2017年の鉄道安全法の改正により衝突エネルギー吸収装置の設置が義務化されたため、前面に衝突エネルギー吸収装置・クラッシャブルゾーンを採用したことに起因する。そのため、3世代車から大きく外観が変わっている。 また、客室スペースを削減してクラッシャブルゾーンを確保したJR東日本のE217系以降の車両とは異なり、こちらは客室スペースを削減せず、前面を長くすることでクラッシャブルゾーンを確保している。そのため、先頭車が21mを超える長さとなったため、鉄道ファンから「チュドゥンイ」と呼称されるようになっている。 なお、本車両は2021年から車体塗装を一新し、車内も大幅に変更された新チュドゥンイ・チュドゥンイ後期型と呼称される車両である。
- ^ 『1호선 열차 종류가 이렇게 많다고?? | 수도권 전철 1호선 열차 총집합』(朝鮮語)。YouTubeより2025年3月6日閲覧。
- 韓国鉄道公社393000系電車のページへのリンク