陽キャとは?

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陽キャ

読み方:ようキャ
別表記:陽キャラ

陽気な性格の人を意味する俗語。「陽気なキャラ」あるいは「陽気キャラ」の略語とされるスクールカースト文脈においては実際性格が陽気かどうかをさほど重要な条件とせず、スクールカーストの上位に位置する、いわゆるクラスの「イケてる」人やグループ総称として用いられることも多い。

キャラ (コミュニケーション)

(陽キャ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/07 04:47 UTC 版)

キャラとは、キャラクター: character性格人格)を省略した若者言葉で、コミュニケーションの場における振舞い方に関する類型的な役割を意味する[1]。その具体的な役割に応じて、例えば「まじめキャラ」「バカキャラ」「へたれキャラ」「癒しキャラ」のようにさまざまなものが存在する[2]


注釈

  1. ^ これらの表現は順に瀬沼文彰相原博之森真一・太田省一・荻上チキが使用している。
  2. ^ 社会学者宮台真司はこれを島宇宙化と呼んだ[7]。同じ傾向を持った友人同士は「類友」といわれ[8]社会心理学者のエーリヒ・フロムがいう「社会的性格」に相当すると考えられる[9]
  3. ^ 彼の言葉では、後述する「モバイル的実存」または「断片型キャラクター的実存」となる。
  4. ^ 宇野はもともとこれをモバイル的実存キャラクター的実存と呼んでいたが[34]、後にTwitter上であまりうまくない命名であったと述べて改めた[35]
  5. ^ この意味では本記事で論じられているのは基本的には外キャラで、#メリット・デメリットで述べた「本当の自分」が内キャラに相当する。
  6. ^ 共同体#ゲマインシャフトとゲゼルシャフトも参照。ここでいう「利益社会」「共同社会」はそれぞれ「ゲゼルシャフト」「ゲマインシャフト」に相当する。
  7. ^ キャラクター#キャラとキャラクターも参照。
  8. ^ 特定の個人に対して道化のような振る舞いを強制するようなコミュニケーション関与のこと。広義のいじめ(コミュニケーション操作型いじめ)に相当する。
  9. ^ 社会に共有される規範・枠組みのこと。ポストモダンの到来はこれが失われたことだと論じられる。
  10. ^ スクールカースト#いじめとの関係スクールカースト#キャラ的コミュニケーションを参照。
  11. ^ 選抜総選挙(人気投票)」というシステムの導入や「会いに行けるアイドル」という直接的な交流を重視したコンセプトによって効率的に個々のメンバーのキャラ(すべりキャラの高橋みなみ、ボーイッシュキャラの宮澤佐江など)を確立させてファンに消費させていることが斎藤環[56]宇野常寛[57]から指摘されている。詳細はAKB48#キャラクター消費を参照。
  12. ^ ここでいう「フリ」とは相手にボケのきっかけを与える行為のことで、それがうまく「ボケ」に連結されると笑いにつながる。さらにそのボケに対応してそのおかしさや間違いなどを常識的な観点から指摘するのが「ツッコミ」である。
  13. ^ デコレーション携帯電話を参照。
  14. ^ 斎藤環はこれを「CPM(Characterized Psychoanalytic Matrix)モデル」と呼んでいる。
  15. ^ 遊び#遊びの種類を参照。

出典

  1. ^ 「空気の戦場――あるいはハイ・コンテクストな表象=現実空間としての教室」『サブカルチャー戦争 「セカイ系」から「世界内戦」へ』 344頁。
  2. ^ 『キャラ論』77頁。
  3. ^ 『キャラ論』180-182頁
  4. ^ 『ゼロ年代の想像力』43-44頁。
  5. ^ 宇野常寛「補論2 AKB48――キャラクター消費の永久機関」『リトル・ピープルの時代』 幻冬舎、2011年、467頁。ISBN 978-4344020245
  6. ^ 『ゼロ年代の想像力』163頁。
  7. ^ 『キャラ論』22頁。
  8. ^ 『キャラ化する/される子どもたち―排除型社会における新たな人間像』20頁。
  9. ^ 『キャラ論』62頁。
  10. ^ 『キャラ論』63-64頁。
  11. ^ 『キャラ化するニッポン』125頁。
  12. ^ 『キャラクター精神分析 マンガ・文学・日本人』20頁。
  13. ^ a b c d e f 白田秀彰意思主義とネット人格・キャラ選択時代について」インターネットの法と慣習(2005年6月7日)
  14. ^ 『キャラ論』93頁。
  15. ^ 『日本はなぜ諍いの多い国になったのか - 「マナー神経症」の時代』89頁。
  16. ^ 森真一「暴力と悪というコミュニケーション」『コミュニケーションの社会学』305頁。
  17. ^ 土井隆義「フラット化するコミュニケーション」『コミュニケーションの社会学』275頁。
  18. ^ 『キャラ論』81-82頁・85頁・129頁。
  19. ^ 本田由紀 『学校の「空気」 (若者の気分) 』岩波書店、2011年、54頁。ISBN 978-4000284516
  20. ^ 『キャラ論』82頁。
  21. ^ 「「キャラ」で成り立つ寂しい関係」『中央公論』 2002年6月号、91頁。
  22. ^ 『キャラ論』84頁。
  23. ^ 『キャラ論』83・85頁
  24. ^ 『キャラ論』131頁。
  25. ^ 太田省一「遊びと笑いというコミュニケーション」『コミュニケーションの社会学』156-158頁。
  26. ^ 『キャラクター精神分析 マンガ・文学・日本人』31-33頁。
  27. ^ 『キャラ論』156-157頁。
  28. ^ 『キャラクター精神分析 マンガ・文学・日本人』32頁。
  29. ^ 『キャラ論』158頁。
  30. ^ 「「キャラ」で成り立つ寂しい関係」『中央公論』 2002年6月号、52-53頁。
  31. ^ 『ゼロ年代の想像力』316-317頁。
  32. ^ 宇野常寛「ポスト・ゼロ年代の想像力-ハイブリッド化と祝祭モデルについて」『思想地図〈vol.4〉特集・想像力』日本放送出版協会、2009年、329-330頁。ISBN 978-4140093474
  33. ^ 『ゼロ年代の想像力』312頁。
  34. ^ 『ゼロ年代の想像力』317頁。
  35. ^ Twitter / @wakusei2nd: キャラクター的実存/モバイル的実存というのは…2009年12月12日のツイート
  36. ^ 『ネットいじめ――ウェブ社会と終わりなき「キャラ戦争」』220-221頁。
  37. ^ 『ネットいじめ――ウェブ社会と終わりなき「キャラ戦争」』224-226頁。
  38. ^ 『キャラ化する/される子どもたち―排除型社会における新たな人間像』20-33頁。
  39. ^ 『日本はなぜ諍いの多い国になったのか - 「マナー神経症」の時代』89頁。
  40. ^ 『日本はなぜ諍いの多い国になったのか - 「マナー神経症」の時代』105頁。
  41. ^ 『キャラ論』108頁。
  42. ^ 『キャラ論』109-110頁。
  43. ^ 『キャラクター精神分析 マンガ・文学・日本人』33頁。
  44. ^ a b 『若者のすべて―ひきこもり系VSじぶん探し系』127頁。
  45. ^ 『若者のすべて―ひきこもり系VSじぶん探し系』129-130頁。
  46. ^ 『キャラクター精神分析 マンガ・文学・日本人』24頁。
  47. ^ 『日本はなぜ諍いの多い国になったのか - 「マナー神経症」の時代』173-174頁・180-181頁。
  48. ^ 東浩紀仮面ライダー……!」東浩紀の渦状言論 はてな避難版(2009年5月19日)
  49. ^ 鈴木謙介 『カーニヴァル化する社会』 講談社、2005年、130-131頁。ISBN 978-4061497887
  50. ^ 太田省一「遊びと笑いというコミュニケーション」『コミュニケーションの社会学』163-164頁。
  51. ^ 斎藤環「解説」『りはめより100倍恐ろしい』角川書店、2007年、217頁。ISBN 978-4043863013
  52. ^ 「空気の戦場――あるいはハイ・コンテクストな表象=現実空間としての教室」『サブカルチャー戦争 「セカイ系」から「世界内戦」へ』345-346頁。
  53. ^ 『キャラ化する/される子どもたち―排除型社会における新たな人間像』22-23頁。
  54. ^ 『ネットいじめ――ウェブ社会と終わりなき「キャラ戦争」』206-207頁・210頁。
  55. ^ 『キャラクター精神分析 マンガ・文学・日本人』29頁。
  56. ^ 『キャラクター精神分析 マンガ・文学・日本人』123頁・182-184頁。
  57. ^ 宇野常寛「AKB48の歌詞世界 キャラクター生成の永久機関」『別冊カドカワ 総力特集 秋元康』角川マーケティング、2011年。ISBN 978-4048954204
  58. ^ 『キャラ化するニッポン』85頁。
  59. ^ 『キャラクター精神分析 マンガ・文学・日本人』182頁。
  60. ^ 堀田純司 『萌え萌えジャパン 2兆円市場の萌える構造』 講談社、2005年、160頁。ISBN 978-4063646351
  61. ^ 『キャラ化する/される子どもたち―排除型社会における新たな人間像』 11頁。
  62. ^ 『社会的な身体~振る舞い・運動・お笑い・ゲーム』122頁。
  63. ^ 太田省一「遊びと笑いというコミュニケーション」『コミュニケーションの社会学』156-157頁。
  64. ^ 『キャラ論』203-206頁。
  65. ^ 『キャラ化するニッポン』70頁。
  66. ^ 『ネットいじめ――ウェブ社会と終わりなき「キャラ戦争」』186-188頁・219頁。
  67. ^ 北村文・阿部真大 『合コンの社会学』 光文社、2007年、89頁。ISBN 978-4334034320
  68. ^ 「「キャラ」で成り立つ寂しい関係」『中央公論』 2002年6月号、51-52頁。
  69. ^ ひこ・田中『ふしぎなふしぎな子どもの物語 なぜ成長を描かなくなったのか?』光文社、2011年、297-298頁。ISBN 978-4334036386
  70. ^ 宇野常寛・黒瀬陽平・石岡良治・泉信行「誌上ニコ生PLANETS ハートキャッチプリキュア!」『PLANETS SPECIAL 2011 夏休みの終わりに』第二次惑星開発委員会、2011年、109頁。ISBN 978-4905325024
  71. ^ 『若者のすべて―ひきこもり系VSじぶん探し系』127-129頁。
  72. ^ 太田省一「遊びと笑いというコミュニケーション」『コミュニケーションの社会学』161頁。
  73. ^ 『キャラ論』112-116頁。
  74. ^ 難波功士「族」から「系」へ関西学院大学社会学部紀要第98号、107頁。2005年3月。
  75. ^ 『キャラ論』186-187頁。
  76. ^ a b 『ネットいじめ――ウェブ社会と終わりなき「キャラ戦争」』210頁。
  77. ^ 『キャラ化する/される子どもたち―排除型社会における新たな人間像』11頁。
  78. ^ 『日本はなぜ諍いの多い国になったのか - 「マナー神経症」の時代』87頁。
  79. ^ a b 。「「キャラ」で成り立つ寂しい関係」『中央公論』 2002年6月号、51頁。
  80. ^ 『キャラ論』124-125頁。
  81. ^ 『キャラ論』126頁。
  82. ^ 『ネットいじめ――ウェブ社会と終わりなき「キャラ戦争」』167頁。
  83. ^ 『ネットいじめ――ウェブ社会と終わりなき「キャラ戦争」』205-208頁。
  84. ^ 安河内哲也 『いますぐキャラを変えなさい』 小学館、2009年。ISBN 978-4093878302
  85. ^ 『「個性」を煽られる子どもたち―親密圏の変容を考える』24-25頁。
  86. ^ 『キャラクター精神分析 マンガ・文学・日本人』13頁。
  87. ^ 『日本はなぜ諍いの多い国になったのか - 「マナー神経症」の時代』84頁。




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