阿古屋野トンネルとは? わかりやすく解説

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阿古屋野トンネル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/22 13:36 UTC 版)

阿古屋野トンネル
概要
位置 富山県黒部市
現況 供用中
所属路線名 黒部市道山田浦山線
(旧・新川広域農道
起点 富山県黒部市阿古屋野
終点 同上
運用
建設開始 1989年平成元年)9月28日
開通 1992年(平成4年)11月24日
通行対象 自動車歩行者
技術情報
全長 495 m
道路車線数 2車線
高さ 6.40 m
車道6.5 m、歩道1.5 m、監査廊0.75 m
勾配 0.5 %
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阿古屋野トンネル(あこやのトンネル)は、富山県黒部市阿古屋野にある黒部市道山田浦山線(旧・新川広域農道)のトンネルである[1]

概要

阿古屋野丘陵の下を潜り抜けるトンネルである[2]1989年平成元年)9月27日佐藤工業、桜井建設共同企業体と契約し、同年9月28日から1992年(平成4年)6月30日の工期にて着工した[3]1990年(平成2年)11月30日には当初予定より早くトンネルが貫通し[4]1992年(平成4年)11月24日に完工、開通式が執り行われた。総事業費は約15億3,000万円[2]

トンネルの名称は、当初吾妻野台地を通過するルートであったことから、『吾妻トンネル』と呼称していたが、黒部市からの強い要望と阿古屋野台地を掘り抜くことから、1989年度から阿古屋野トンネルに改名している[5]

始点および終点の両坑門には、黒部市の名水の里をイメージしたタイルモザイクが施されている[4]

諸元

  • トンネル長 - 495.00 m[6]
  • 幅員 - 9.75 m(車道6.50 m、歩道1.50 m、監査廊0.75 m)[6]
  • 内空高 - 路面上6.40 m[6]
  • 縦團勾配 - 0.5 %[6]
  • 横断勾配 - ±1.5 %[6]
  • 平面線形 - 直線[6]
  • 覆工 - コンクリート巻立、厚0.30 - 0.60 m[6]
  • 舗装 - 鉄網入コンクリート[6]

脚注

  1. ^ 熊の目撃について(Gaccom安全ナビ、2016年9月15日)
  2. ^ a b 『北日本新聞』1992年11月24日付朝刊18面『阿古屋野トンネルが完成 黒部の新川スーパー農道』より。
  3. ^ 『広域営農団地農道整備事業新川地区 新川広域農道事業誌』(1996年3月、富山県、新川広域農道事業誌編集委員会、鬼原技術士事務所編集)、89頁。
  4. ^ a b 『広域営農団地農道整備事業新川地区 新川広域農道事業誌』(1996年3月、富山県、新川広域農道事業誌編集委員会、鬼原技術士事務所編集)、91頁。
  5. ^ 『広域営農団地農道整備事業新川地区 新川広域農道事業誌』(1996年3月、富山県、新川広域農道事業誌編集委員会、鬼原技術士事務所編集)、85頁。
  6. ^ a b c d e f g h 『広域営農団地農道整備事業新川地区 新川広域農道事業誌』(1996年3月、富山県、新川広域農道事業誌編集委員会、鬼原技術士事務所編集)、25頁。



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