開山能信上人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 06:45 UTC 版)
開山能信上人(以下、能信)は諱を能信、字を浄水、性は桜井にして、正応4年(1291年)に伊勢国鈴鹿郡関の郷井後(現・亀山市井尻町の付近)で誕生する。正和元年(1312年)、癡兀大慧(仏通禅師)の入寂に際して禅学と密教の書籍を全て譲り受ける。文保2年(1318年)、慈恩院の実清阿闍梨に随って落飾する。嘉暦元年(1326年)、安養寺の寂雲に法求す。元弘元年、元徳3年(1331年)、後醍醐天皇が能信に帰依する。元弘3年(1333年)、後醍醐天皇より北野天満宮別当職を拝し真福寺の開山をなす。正平10年(1355年)10月25日、能信が入寂せられる。
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