長野市警察
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/25 13:45 UTC 版)
長野市警察(ながのしけいさつ)は、かつて存在した長野県長野市の自治体警察。
概要
従来の長野県警察部が解体され、1948年(昭和23年)3月7日に長野市警察署が設置された。翌1949年(昭和24年)5月に「長野市警察歌」が制定された。
1950年(昭和25年)に「特別警ら隊」が設けられ、パトロールが強化された。1951年7月にはパトロールカー(無線電話付)が3台配備された[1]。1954年(昭和29年)4月に周辺の9村を合併し、駐在所を11ヶ所設けた。同年、旧警察法が全面改正される形で新警察法が公布された。これにより国家地方警察と自治体警察が廃止され、新たに都道府県警察として長野県警察が発足。長野市警察も長野県警察に統合され、姿を消した。
組織
1948年(昭和23年)時点
人員 138名[2]
組織[2]
- 総務課
- 警務課
- 刑事課
- 警備課
- 防犯課
- 交通課
交番・駐在所[2]
- 巡査派出所 11か所(市警発足時点での数字。このうち吉田巡査派出所は1948年4月に巡査部長派出所に、8月には高田派出所が新設された)
- 巡査駐在所 1か所
脚注
- ^ “国警察・自治体警察の統合と県庁舎の完成”. 長野市/長野市デジタルミュージアム ながの好奇心の森. 長野市. 2025年10月25日閲覧。
- ^ a b c “国家地方警察と市消防の発足”. 長野市/長野市デジタルミュージアム ながの好奇心の森. 長野市. 2025年10月25日閲覧。
関連項目
固有名詞の分類
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