鏡の井戸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 09:55 UTC 版)
現在明治通りに通じている長泉寺の駐車場付近にはかつて、「鏡の井戸」と呼ばれる井戸があった。 これは広島藩穏田屋敷の屋敷内にあった井戸で、この屋敷は自昌院の別邸であったことから、自昌院とその娘である姫にまつわる逸話で知られる。その姫は器量が悪かったため、顔を見ないようにと鏡を井戸に投じた。しかしながらある日井戸を覗いた姫は、水面に映った自分の醜い顔を見てがっかりするが、そのうちに気を取り直して心の優しい人になろうと決意したという。
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