鉱物粒子の大きさによる分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 20:49 UTC 版)
「花崗岩」の記事における「鉱物粒子の大きさによる分類」の解説
一般に花崗岩中の鉱物の結晶の大きさは数mm程度で、大きくとも数cmまでである。それ以上の大きさの結晶を有する場合は、巨晶花崗岩(花崗岩ペグマタイト)と呼ぶ。巨晶花崗岩は花崗岩が固結する際に最後に残った部分と考えられ、通常は微量しか含まれない珍しい鉱物が濃縮されている場合が多い。また、大きな鉱物粒子の間に空洞が存在する場合もあり、水晶(石英の結晶)や、蛍石、トパーズ、電気石(トルマリン)の結晶を産出する場合もある。 なお、岩石名の先頭に「細粒」(fine-grained)、「中粒」(medium-grained)、「粗粒」(coarse-grained)、「斑状」(porphyritic) などを付けて、粒子サイズによって区分する場合もある。
※この「鉱物粒子の大きさによる分類」の解説は、「花崗岩」の解説の一部です。
「鉱物粒子の大きさによる分類」を含む「花崗岩」の記事については、「花崗岩」の概要を参照ください。
- 鉱物粒子の大きさによる分類のページへのリンク