金井沢碑の碑文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/02 11:10 UTC 版)
112文字 上野国君羊馬郡下賛郷高田里 三家子□為七世父母現在父母 現在侍家刀自他田君目頬刀自又児加 那刀自孫物部君午足次蹄刀自次乙蹄 刀自合六口又知識所給人三家毛人 次知万呂鍛師礒部君身麻呂合三口 如是知識結而天地誓願仕奉 石丈 神亀三年丙寅二月二九日 読み 上野国君羊馬郡下賛郷高田里の 三家子□が、七世父母と現在父母の為に、 現在侍る家刀自の他田君目頬刀自、又児の加 那刀自、孫の物部君午足、次に蹄刀自、次に乙蹄 刀自の合わせて六口、又知識を結びし所の人、三家毛人、 次に知万呂、鍛師の礒部君身麻呂の合わせて三口、 是れの如く知識を結び而天地に誓願し仕え、奉る 石丈。 神亀三年丙寅二月二九日 全訳 上野国君羊馬郡下賛郷高田里に住む 三家子□が、先祖と父母の為に、 現在侍家刀自の他田君目頬刀自、またその子の加 那刀自、孫の物部君午足、蹄刀自、乙蹄 刀自の合わせて六人、また、知識となっている三家毛人、 知万呂、鍛師の礒部君身麻呂の合わせて三人、 これら仏の教えで結びついた私達が、祈り申し上げる 石文である。 神亀三年(726)丙寅二月二九日
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