野上電気鉄道 デ10形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/04 08:31 UTC 版)
「富山地方鉄道デ5010形電車」の記事における「野上電気鉄道 デ10形」の解説
和歌山県の地方私鉄であった野上電気鉄道が車両近代化を目的として、1975年(昭和50年)に富山地方鉄道のデ5010形4両を購入したもので、そのうち3両(デ5031・5035・5037)が翌年6月にデ10形(11 - 13)として竣功した。入線にあたり、ステップ部分の切り落とし等の改造が実施されている。間接(非自動)制御で、構造上は総括制御による運用も可能であったが、連結器が他の車両と異なることから併結しての運用が組めず、閑散時の単行運転に用いられた。末期はデ11とデ13の2両が運用に就き、路線廃止日の1994年(平成6年)4月1日付で全車廃車となった。
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