酸イミドとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 酸イミドの意味・解説 

さん‐イミド【酸イミド】

読み方:さんいみど

イミド


イミド

(酸イミド から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/26 09:16 UTC 版)

イミドの一般構造

イミド (imide) は、1級アミンまたはアンモニアカルボニル基が2つ結合した構造である。イミドは一般にアンモニアまたは1級アミンと酸ハロゲン化物または酸無水物から作られる。

用途

化学工業では、多くのイミドはモノマーとしてポリアミドの製造に使われている。最もよく使われているイミドは適度な分子量を持った芳香族ジカルボン酸を基にしている。

他の重要なイミドにフタルイミドがある。これはフタル酸の複素環イミドで、フタロシアニンを作る際の中間体である。いくつかのフタルイミドはルミネセンスの性質を持っている。

RNAウラシル塩基やDNAチミン塩基に存在するイミド構造は、DNA の二重らせんの中でアデニン塩基とワトソン-クリック型水素結合を構成している。

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「酸イミド」の関連用語

酸イミドのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



酸イミドのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイミド (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS