酒母の枯らし(しゅぼのからし)
(1)精米後の白米を紙袋に入れたりホッパーに移すなどして使用時まで放置することを白米の枯らしといい、この間を白米の枯らし期間という。米粒内の水分分布を均一にし、室温と湿度になじませることを目的としている。枯らし期間は精米歩合にもよるが、7~20日くらいとする。
(2)出麹(でこうじ)後1日ほど放置してから仕込みに使用することを出枯らしという。枯らし中はうすく拡げて乾燥させる。
(3)酒母のもと分け(丸冷まし)から使用時(もと卸し)までを酒母の枯らしといい、その間を酒母の枯らし期間という。酒母の種類等にもよるが、普通速醸酒母では5~7日くらいが適当である。
酒母の枯らしと同じ種類の言葉
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