郡司隆男とは? わかりやすく解説

郡司隆男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/23 02:21 UTC 版)

郡司 隆男 ぐんじ たかお
人物情報
生誕 (1951-09-29) 1951年9月29日
日本東京都
出身校 東京大学オハイオ州立大学
学問
研究分野 言語学
研究機関 大阪大学神戸松蔭女子学院大学
テンプレートを表示

郡司 隆男(ぐんじ たかお、1951年[1]9月29日[2] - )は、日本言語学者大阪大学教授を経て、神戸松蔭女子学院大学教授。

経歴

1951年、東京都生まれ[2]東京大学理学部物理学科卒業(1974年[2])、同大学院理学系研究科修士課程修了(1976年[2])。オハイオ州立大学大学院計算機情報科学博士課程修了(理学博士)。同大学院言語学修士課程修了。

帰国後に大阪大学大学院言語文化研究科助教授となり、後に教授。国際日本文化研究センター客員教授を経て、1999年より神戸松蔭女子学院大学教授[3]。 2000~2006年、同文学研究科研究科長、2008~16年には学長を務めた。日本言語学会日本認知科学会、言語処理学会、国語学会、アメリカ言語学会などの会員でもある[2]

研究内容・業績

  • 専攻分野は、理論言語学、計算言語学。
  • 岩波講座『言語の科学(全11巻)』の編集委員を務めた。

著書

  • 『自然言語の文法理論』産業図書 1987
  • 『言語科学への招待』丸善 1988
  • 『自然言語』日本評論社(情報数学セミナー)1994
  • 『単語と文の構造』岩波書店 2002

編著・共著

翻訳

  • ピーター・セルズ『現代の文法理論 GB理論・GPSG・LFG入門』産業図書 1988
  • ノーム・チョムスキー『言語と知識 マナグア講義録(言語学編)』田窪行則共訳 産業図書 1989
  • カール・ポラード,アイバン・A.サグ『制約にもとづく統語論と意味論 HPSG入門』産業図書 1994
  • アイバン・A.サグ,トーマス・ワソー『統語論入門 形式的アプローチ』原田康也訳 岩波書店 2001
  • マーク・C.ベイカー『言語のレシピ 多様性にひそむ普遍性をもとめて』岩波書店 2003 のち岩波現代文庫
  • レイ・ジャッケンドフ『言語の基盤 脳・意味・文法・進化』岩波書店 2006

脚注

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「郡司隆男」の関連用語

郡司隆男のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



郡司隆男のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの郡司隆男 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS