邪気・魔物・妖怪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 20:54 UTC 版)
鬼 付喪神 - 立春前の「煤払い」に廃棄された古道具の精霊「付喪神」が腹を立て、節分の夜に妖怪となって一揆を起こす物語が『付喪神絵巻』に記されている。 百鬼夜行 - 節分に鬼や妖怪などが深夜に群れ歩く「百鬼夜行」が現れるとする、『増補下学集』(山脇道円)などの文献もある。 一本足 - 奈良県吉野郡中龍門村(現・吉野町)では節分の日にヤイカガシを玄関に掲げるのは、「一本足」が現れるのを防ぐためであるとする。 銭貸し - 節分の夜に銭の入った袋を担いで四つ辻に現れる。銭を貸してくれるが、次の節分の夜に返さなければ、恐ろしい事になるといわれる。 カイナデ(カイナゼ) - 京都で、節分の夜に便所で尻を撫でるとされる妖怪。「赤い紙やろうか、白い紙やろうか」と唱えると避けられるという伝承がある。
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