遺刀のゆくえ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 07:21 UTC 版)
平九郎の愛刀で現在確認されているのは3振である。 勝村徳勝作の大刀 勝村徳勝作の小刀 月山貞一作の大刀 勝村徳勝の大小は、飯能戦争時に平九郎が佩刀していたとされる。討死の際に佩刀していた小刀は、神機隊の川合鱗三の手で保存され、明治26年(1893年)に栄一のもとへ戻った。茶屋の女主人に託した大刀も栄一のもとへ戻っている。 月山貞一の大刀は、昭和15年(1940年)1月に青森県の佐々木磐夫より渋沢家に送られた。刀身の表に「摂州浪花住月山雲龍子貞一作之 慶応三卯年八月日」、裏には「應渋澤平九郎需」の銘文が刻まれている。
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