道歌の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/21 21:45 UTC 版)
例としては、以下の句が挙げられる。 「目鼻口手足は人の並なれど、心一つで廃る身体ぞ」 「目で見せて耳で聞かせてして見せて、やらせて褒めにゃ事ならぬなり」 山本五十六の有名な言葉「して見せて、言って聞かせて…」よりも古くから同じ意味の道歌が詠まれていた。 「濃茶には湯加減あつく服は尚ほ泡なきやうにかたまりもなく」(利休道歌) 「我が恩を仇にて返す人あらば 又その上に慈悲を施せ」(伝真阿上人)馬太伝第5章に 汝の右の頬をうたば左をも向けよ」と同じ意味である。 今昔秀歌百撰で道歌を、井上雅夫が撰出している。ただし出典が未記載。 慈悲まこと正直も皆我身より現はれ出る光ぞと知る(石田梅岩)
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