道因寺_(郡山市)とは? わかりやすく解説

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道因寺 (郡山市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/12 22:27 UTC 版)

道因寺
所在地 福島県郡山市開成3-13-14
位置 北緯37度23分33.5秒 東経140度21分01秒 / 北緯37.392639度 東経140.35028度 / 37.392639; 140.35028座標: 北緯37度23分33.5秒 東経140度21分01秒 / 北緯37.392639度 東経140.35028度 / 37.392639; 140.35028
山号 法輪山
宗派 真宗大谷派
創建年 1647年正保4年)
開山 釋慶正法師
法人番号 9380005003084
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道因寺(どういんじ)は、福島県郡山市開成に所在する真宗大谷派の寺院。正式には法輪山 道因寺[1]

概要

安積開拓の功労者として知られる中條政恒などの墓があるなど、安積開拓に縁が深い。境内では毎年春にハナカツミヒメシャガ)の花が見られる。

2000年平成12年)から毎年8月15日16日に開成商工振興会による夏祭りが行われ、模擬店が出店するほか、地元の人たちによるコンサートや盆踊りなども行われ、開成地区周辺の住民たちで賑わう[2][3]

歴史

中條政恒の墓
復興記念土塀

1647年正保4年)、徳川家の家臣の寺として、釋慶正法師により現在の静岡県静岡市葵区横内町に創建された。

1886年明治19年)、現在地付近に東本願寺の説教所が設置され、それを元に石田熊丸法師や桑野村(現郡山市)村民が本山に働きかけ、安積開拓の開拓民の心のよりどころとするため静岡から移転、開基させた。

1900年(明治33年)、安積開拓の功労者、中條政恒が死去すると、墓は道因寺の裏にある墓地に建てられた。

2011年平成23年)、東日本大震災が発生し、大谷石で作られていた寺の塀が崩れ落ちた。その後、崩れ落ちた塀に代わり、全国から寄せられた15種類の石などを使った「東日本大震災復興記念土塀」が作られた[4]。郡山市27年度まちなみ景観賞受賞[5]

寺院周辺

交通アクセス

脚注

  1. ^ 道因寺”. 郡山市佛教会. 2025年8月13日閲覧。
  2. ^ 郡山のオンリーワン Vol.36 開成商工振興会”. 郡山市公式ウェブサイト. 郡山市. 2017年12月2日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ 平成28年度 郡山市市民活動推進顕彰事業「まちづくりハーモニー賞」”. 郡山市. p. 2. 2022年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年8月13日閲覧。
  4. ^ はなしのひろば 瓦礫”. 林業福島 595号. 福島県森林・林業・緑化協会. 2017年12月2日閲覧。
  5. ^ “「復興記念土塀」など表彰/郡山市27年度まちなみ景観賞”. 福島建設工業新聞. (2016年3月25日). http://www.fk-news.co.jp/headline/detail.php?id=517 2017年12月2日閲覧。 
  6. ^ スタジオ花道楽 道因寺教室”. 池坊. 2025年8月13日閲覧。
  7. ^ 郡山駅前 > 安積高校 - 発着時刻・運賃”. 福島交通. 2025年8月13日閲覧。

外部リンク




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