逸脱酵素

血液用語辞典

逸脱酵素 ( escape enzyme )

トランスアミラーゼ（GOT・GPT）は、いずれも細胞内に存在する酵素です。GOTは肝臓以外にも心筋、骨格筋にありますが、GPTは肝臓内に多く存在しています。肝細胞も新陳代謝をしているため、代謝のさいに少しずつ壊れて血液中に流失しています。このためGOT・GPTは逸脱酵素とも呼ばれています。なお、この酵素量が異常値を示すときは、病気などの異常事態によって細胞が壊れて流失しているときです。

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逸脱酵素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2012/06/29 03:05 UTC 版)

逸脱酵素（いつだつこうそ）とは、本来細胞内で働いている酵素が何らかの理由で血液中に流出したものである。 流出する理由としては、細胞自体の破壊、もしくは細胞膜の透過性亢進などで、多くの場合は組織障害に由来している。