迷路の作り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/15 06:17 UTC 版)
普通はスタートである出発箱、袋路を含む通路、目標箱の三つの要素からなる。もっとも単純なものは迷路部の選択肢が一つだけのもので、分岐が斜め前方に出ているものをY型、左右に出るものをT型と言う。 普通は平面を壁で仕切って迷路を作る。水中動物の場合、水槽の内側を板で仕切って作る例もある。 壁を持たない例もある。例えば板を迷路の形に切って、この上を移動させるものがある。逆に筒を組み合わせて迷路とする例もある。 いずれにせよ、迷路は人間対象のものほど複雑である必要はない。例えば一つか二つの分枝を持つコースであっても、十分に迷路として機能する。目的の場所が被験者から見えている場合には、そもそも直接にそちらに向かわない選択をすることが、動物にとって何よりも困難な選択である場合もある。
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