近衛公爵家の家政
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 15:44 UTC 版)
近衛公爵家の家職の長は家令であり、その下に家扶1人、家従3人から4人、玄関番、馭者、家丁、そして走り使いが6、7人いた。女の使用人は老女が4人、若年寄が2人、老女隠居が2人、中臈が5人、お末が7人であった。老女や中臈などは主人夫妻やその子供たちの身の回りの世話をするのが役割であり、多くは士族の家出身など身分ある者から選ばれる。主人の衣服の洗濯もするが、自分たちの衣服の洗濯はお末にやらせる。老女は本名ではなく式嶋、岩瀬、玉井、千野など源氏名で呼ばれた。
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