辻原輝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/06 06:24 UTC 版)
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|---|---|---|---|---|
| 選手情報 | ||||
| ラテン文字 | Hikaru Suzuki | |||
| 国籍 | |
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| 競技 | 陸上競技 | |||
| 種目 | 長距離走 | |||
| 大学 | 國學院大學文学部 | |||
| 生年月日 | 2004年9月20日(21歳) | |||
| 出身地 | |
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| 身長 | 179cm | |||
| 体重 | 58kg | |||
| 自己ベスト | ||||
| 5000m | 13分43秒35(2024年) | |||
| 10000m | 28分27秒93(2024年) | |||
| ハーフマラソン | 1時間00分51秒(2025年) | |||
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辻原 輝(つじはら ひかる、2004年9月20日 - )は、國學院大學文学部史学科に在学中の陸上競技選手である。藤沢翔陵高等学校出身。
経歴
中学から陸上を始めるが、目立った活躍は無かった。春の高校伊那駅伝に一度出場するも、2区区間18位だった[1]。
大学時代
大学1年次
出雲駅伝と全日本大学駅伝での出場はなかったが、第100回箱根駅伝ではルーキーながら重要区間の4区に起用され、区間4位の好走を見せた(チームは総合5位)。
大学2年次
第36回出雲駅伝では3区を担当し、青学大・黒田朝日や駒澤大・山川拓馬と競り合い区間4位。チームは5区で上原琉翔が駒澤大と青学大を逆転してトップに立ち、5年ぶり2度目の優勝を果たした。
第56回全日本大学駅伝では3区を担当。6位で襷を受けると、区間3位の好走で順位を上げた。チームは8区で青学大を逆転し、初優勝を飾った。
第101回箱根駅伝では7区を担当し、区間2位(区間歴代4位)の快走を見せた。ただ、チームは総合3位に終わり史上6校目の大学駅伝三冠には届かなかった。
3月に万博開催記念で行われたEXPO駅伝では最終7区を走り区間4位。チームは3位(大学1位)となった。
大学3年次
第37回出雲駅伝では4区を担当。2位で襷を受けると、区間賞の快走でトップに押し上げた。また、辻原は第31回大会(2019年)で青学大・神林勇太がマークした区間記録を4秒上回る17分20秒の区間新記録を樹立した。チームはそのまま逃げ切り、大学史上初となる連覇を果たした[2]。
第57回全日本大学駅伝では2区を担当。3位で襷を受けたが、区間9位と苦戦し7位に後退。チームも4位に終わり、連覇を逃した[3]。
人物
父親は神奈川大学出身の辻原幸生であり、箱根駅伝を3度走った経験がある。2年時の第74回大会(1998年)では8区を走り、区間賞の活躍で総合優勝に貢献した。
地元は神奈川県二宮町で、本人も4区を走りイエゴン・ヴィンセントの1時間0分00秒を塗り替え区間新記録を出したいと公言している。
戦績・記録
大学三大駅伝戦績
| 学年 | 出雲駅伝 | 全日本大学駅伝 | 箱根駅伝 |
|---|---|---|---|
| 1年生 (2023年度) |
第35回 ー - ー 出場なし |
第55回 ー - ー 出場なし |
第100回 4区-区間4位 1時間01分59秒 |
| 2年生 (2024年度) |
第36回 3区-区間4位 24分12秒 |
第56回 3区-区間3位 33分59秒 |
第101回 7区-区間2位 1時間02分21秒 |
| 3年生 (2025年度) |
第37回 4区-区間賞 17分20秒 区間新記録 |
第57回 2区-区間9位 31分42秒 |
第102回 |
関連項目
- 前田康弘 - 國學院大學陸上部監督
- 伊地知賢造 - 3学年先輩、2023年度主将
- 平林清澄 - 2学年先輩、2024年度主将
- 山本歩夢 - 2学年先輩
- 上原琉翔 - 1学年先輩、2025年度主将
- 青木瑠郁 - 1学年先輩
- 野中恒亨 - 同学年
参考文献
脚注
- ^ “國學院大學 陸上競技部”. 國學院大學 陸上競技部 |. 2025年4月1日閲覧。
- ^ “【詳報】出雲駅伝・国学院大が2年連続3度目の優勝、4区以降はトップ譲らず…早稲田大が2位”. 讀賣新聞オンライン (2025年10月13日). 2025年11月6日閲覧。
- ^ “連覇目指した國學院大は4位 「自分たちの慢心も見つかった」エース苦戦も2年生が好走/全日本大学駅伝”. 月陸Online (2025年11月3日). 2025年11月6日閲覧。
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