軍事貴族の態様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/08 09:25 UTC 版)
軍事貴族の中でも、高位の四位に叙されたのは、為憲流藤原南家、利仁流と秀郷流藤原北家、清和源氏、国香流桓武平氏に限られていた。うち正四位まで昇ったのは、清和源氏の6名と桓武平氏の2名のみである。当初、源頼光や源頼信をはじめとして清和源氏が相次いで正四位に叙され、清和源氏が武家の棟梁として認識されていたが、源義家の子の源義親の代に失脚すると、代わって平忠盛が正四位に昇った。これは武家の棟梁が清和源氏から桓武平氏へ移ったことの現れだと考えられている。
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