跼天蹐地

デジタル大辞泉

きょくてん‐せきち【^×跼天^×蹐地】

読み方：きょくてんせきち

《高い天の下でからだを縮め、厚い大地の上を抜き足で歩く意》肩身がせまく、世間に気兼ねしながら暮らすこと。ひどくつつしみ恐れること。跼蹐(きょくせき)。「—の心境」

難読語辞典

跼天蹐地

読み方：キョクテンセキチ（ｋｙｏｋｕｔｅｎｓｅｋｉｃｈｉ）

身の置きどころのないこと

短編小説作品名辞典

跼天蹐地

作者藤本仁

収載図書作品集 寺を訪ねてラーメンに出逢った
出版社クレ書房
刊行年月2007.4

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

跼天蹐地

出典:『Wiktionary』 (2021/08/28 10:20 UTC 版)

名詞

跼天蹐地（きょくてんせきち）

1. （「跼」は背を丸め縮こまること、「蹐」は忍び足で歩くこと）非常に恐れかしこまること。
2. 肩身の狭い思いで世の中を恐れはばかって暮らしていくことのたとえ。

由来

「詩経・小雅」『謂天蓋高，不敢不局，謂地蓋厚，不敢不蹐』（天がこんなに高いのにどうして縮こまっているのか、地はこんなに厚いのに、どうして、こそこそ歩くのか）より。