諸時代の状態と変転の書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 15:24 UTC 版)
「リシャール・ルーサ」の記事における「諸時代の状態と変転の書」の解説
1550年にリヨンの出版業者ギョーム・ルイエによって刊行された。3部構成になっており、基本的には散文で書かれているが、四行詩も含まれている。ルーサの未来観には、『ミラビリス・リベル』やピエール・チュレルからの影響が見て取れると指摘されている。 なお、この書の5年後に刊行されたノストラダムスの『予言集』(特にその百詩篇第1巻)には、この文献から着想を得たと思われる共通のモチーフが少なからず登場しており、ノストラダムスの参考文献の一つであったと見なされている。
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