諸人登山とは? わかりやすく解説

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しょにんとざん【諸人登山】

読み方:しょにんとざん

葛飾北斎による風景版画シリーズ富嶽三十六景」の作品当初企画され36作に追加して摺られた10作のひとつ。富士山頂へ向かう険しい山道と、富士講登山人々の姿を描いたもの。「富嶽三十六景」の作中富士山山容描かれていない唯一の作品として知られる。→裏富士


諸人登山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/11 07:24 UTC 版)

諸人登山」(しょじんとざん)は、葛飾北斎名所浮世絵揃物『冨嶽三十六景』全46図中の1図[3]。落款は「前北斎為一筆」とある[4]


注釈

  1. ^ 刊行年については柳亭種彦が出版した『正本製』に掲載された広告を根拠とする天保2年(1831年)に刊行したとする説、エドモン・ド・ゴンクールの著した『北斎』の記述を根拠とする文政6年(1823年)から文政12年(1829年)に刊行したとする説などもある[2]

出典

  1. ^ 北斎年譜”. 島根県立美術館の浮世絵コレクション. 島根県立美術館. 2022年9月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月3日閲覧。
  2. ^ 磯崎 2021, p. 124.
  3. ^ 日野原 2019, pp. 194–195.
  4. ^ 日野原 2019, p. 213.
  5. ^ a b c d e f 日野原 2019, p. 196.
  6. ^ a b 日野原 2019, p. 197.


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